3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

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京都御所の御殿へ上がってみようシリーズ Vol.2 Twinmotionでレンダリングしてみた。

今回は普段スケッチアップで作っている3Dモデルをレンダリング専用のソフト・Twinmotionを使って3Dをより質感のあるリアスティックな表現ができるようチャレンジしてみました。ブログの読者の方からの紹介です。

twinmotion-サイト
Twinmotion

前々からもっとリアルな表現で3DCG・動画にエクスポートしてみたいと思っていたのですが、重い腰が中々動かず、今回、読者の方から背中を押される感じで習い始めた次第です。モデル作りはスケッチアップ、レンダはTwinmotionという使い分けです。

レンダリングとはWikipediaによれば、
データ記述言語やデータ構造で記述された抽象的で高次の情報から、コンピュータのプログラムを用いて画像・映像・音声などを生成することをいう。元となる情報には、物体の形状、物体を捉える視点、物体表面の質感(テクスチャマッピングに関する情報)、光源、シェーディングなどが含まれる。"render" の原義は「表現する、翻訳する、(脚本などを)上演する」などの意味。

レンダリングを行うソフトウェア、ソフトウェアパーツ、システムなどをレンダリングエンジンまたはレンダラーと呼ぶ。また、レンダリング用のサーバファームをレンダーファームと呼ぶ。

だそうです。分かったようなワカランような・・・普段、自分もあまり深くは考えず、「お化粧?」みたいに思っていました。

3Dソフトには有名どころで、Maya、3ds Max、LightWave等々がありますが皆、モデリング(造形)からレンダリングまで行う統合型ソフトです。どれもプロ仕様のハイエンドソフトで、映画・アニメ制作会社・テレビ番組・コンピュータゲーム・テレビCMと様々な分野で使われています。3ds Maxは建築系が強いといいます。後、v-rayとかプレゼンに得意です。

自分の使っているスケッチアップはどちらかと言うと建築系向きでモデリング(三次元モデル&模型)が得意。直観的に操作でき、モデルもとても作り易いです。ただ、レンダリングとアニメーションの機能が物足りない。そこでTwinmotionの登場です。

同ソフトだと太陽の自然光が織りなす光と陰の微妙な表現ができます。バーを上下すれば葉っぱが風に揺れたり、樹々が夏から秋の紅葉に変わったりします。水面も波の動きをし、雨も雪も降ります。太陽の位置に合わせ室内の影も尾を引きます。ホームベースのプレート上では穴や丘、池が簡単に作れます。スケッチアップとも同期化しモデルがそのまま同ソフトにインポートされます。元々、建築のプレゼン用に使われた経緯もあり空間把握が得意です。例えると広いグランドに様々な建物が建っていて個々からも全体からも描写することができる。たとえば、京都盆地をベースにそこに表現してゆく感じ。自分の「いにしえの京都の3D再現」にもよくマッチングしていると思います。

ただぁ・・・・。
現在のソレ系のレンダリングソフトは多くが現代の建物やオブジェ、キャラクー向けで、私が作っているような昔の木造建築に向いた素材のライブラリーやマテリアルは殆どありません。なので自作のテクスチャー(質感の素材)を使って上手く生かしてゆきたいと思ってます。

それでは、試作3DCGを幾つかアップしますね。

2020-03-25-京都御所-正面
京都御所の正面・建礼門越しに俯瞰してみます。

2020-03-25-京都御所-紫宸殿
そして正殿の紫宸殿。東西の桜と橘が消えてます・・・。インポートで消えてたのかなぁ?
後で理由が分りました。今後は気を付けます。

2020-03-25-京都御所-高御座
紫宸殿内部。ちょっとアングルが下過ぎたかも・・・です。


2020-03-25-京都御所-東から
東から望む御所の俯瞰CGです。

2020-03-25-京都御所-東-夕暮
そして、夕暮れを迎えました。スケッチアップではこんな事できません。

2020-03-25-京都御所-露台
露台です。帝が紫宸殿を往復される廊下です。
アレ! 廊下奥の杉戸絵・牧馬も消えている!
これも後で理由がわかりました。分かるのに三時間かかりました。

2020-03-25-京都御所-御拝道
帝が清涼殿を往復される御拝道廊下です。

2020-03-25-京都御所-秋の庭
京都御所、秋の東庭です。

2020-03-25-京都御所-冬の庭
そして冬を迎えました。

2020-03-25-京都御所-小御所
小御所から御常御殿を望みます。陽ざしが眩しい。

2020-03-25-京都御所-学問所
学問所の内部です。

2020-03-25-京都御所-庭と学
同じく学問所の上段之間から見た様子。あっ!ここも戸袋の絵が消えてしまった・・・。
これも後で理由がわかりました。

2020-03-25-京都御所-東庭
最後に東庭から紫宸殿(左)と小御所を視ます。ここも蔀の一部が消えてしまった・・・。

以上、お粗末様でした。

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No Subject * by -
Hakka様
コメントありがとうございます。
雰囲気作りですけど、ソフトの機能をいろいろ視ながら試しています。そのなかで機械的に光陰を出すのではなく、世界各地の気候や太陽、季節の推移や変化を表現する機能がありまして、日本でありながらイギリスの季節に合わせる形で表現してみると、日本であって日本でないような、ハーフ的世界が広がります。この感覚を日本建築にミックスしたら面白いかなと思っています。

No Subject * by -
五反田猫様
コメントありがとうございます。
多少なりとも御所の3Dが小春日和に感じられた、と、言われると何か気持ちもホカホカします。御拝道廊下の畳の縁ですが、帝が通られる御拝道廊下の方は、紅絹縁(もみべり)です。隣の非蔵人廊下は蘇芳縁(すおうべり)となっています。蘇芳縁は地味ですが、御所らしい地味さでいいですね。


No Subject * by Hakka
こんばんは。

最後から2・3枚目あたり、ぱっと見、写真かと思いました笑。光と影が入ると、雰囲気だけでなく立体感や遠近感も増しますね。というか、立体感と遠近感が増すから、雰囲気が出るのか…笑

拝見している側としても、今後の3Dがさらに楽しみになります。

御拝道廊下 * by 五反田猫
光と陰が入ると、ぐっと感じが良くなりますね。
低い位置からの陽が、小春日和の夕方のような雰囲気

ところで御拝道廊下の畳の縁、見たはずなのに覚えていません。高麗縁でも無いようで、何なのでしょう。

コメント






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Hakka様
コメントありがとうございます。
雰囲気作りですけど、ソフトの機能をいろいろ視ながら試しています。そのなかで機械的に光陰を出すのではなく、世界各地の気候や太陽、季節の推移や変化を表現する機能がありまして、日本でありながらイギリスの季節に合わせる形で表現してみると、日本であって日本でないような、ハーフ的世界が広がります。この感覚を日本建築にミックスしたら面白いかなと思っています。
2020-03-27 * [ 編集 ]

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五反田猫様
コメントありがとうございます。
多少なりとも御所の3Dが小春日和に感じられた、と、言われると何か気持ちもホカホカします。御拝道廊下の畳の縁ですが、帝が通られる御拝道廊下の方は、紅絹縁(もみべり)です。隣の非蔵人廊下は蘇芳縁(すおうべり)となっています。蘇芳縁は地味ですが、御所らしい地味さでいいですね。

2020-03-27 * [ 編集 ]

No Subject

こんばんは。

最後から2・3枚目あたり、ぱっと見、写真かと思いました笑。光と影が入ると、雰囲気だけでなく立体感や遠近感も増しますね。というか、立体感と遠近感が増すから、雰囲気が出るのか…笑

拝見している側としても、今後の3Dがさらに楽しみになります。
2020-03-26 * Hakka [ 編集 ]

御拝道廊下

光と陰が入ると、ぐっと感じが良くなりますね。
低い位置からの陽が、小春日和の夕方のような雰囲気

ところで御拝道廊下の畳の縁、見たはずなのに覚えていません。高麗縁でも無いようで、何なのでしょう。
2020-03-26 * 五反田猫 [ 編集 ]