3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

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アンブレラ


★ アンブレラ 玄関ノブに 掛けられて 引越して間もなき 家族のあり

雨と傘

流石にその新築の家の玄関先まで近づくことはヤメた。玄関ドアのノブに傘が掛けられているのを見つけたからだ。
床まで届かない。そうか、子供がいるんだ。その子は傘を置いて何処へ行っているのだろう?ひょっとして何かの家族間のサイン?
いや、そんなこともないだろう。

まだ引っ越して間もなく、慌ただしい様子が何となく伝わってくる。

これから、いろんな物を揃えるんだよね。
知らない、顔も見たこともない家族だけれど「いい生活が始まるといいな」、ふと、そう思った。


★ 三日月の  そばに寄りそう 金星の 揺れる輝きは 片思いにも似て

三日月と金星

普段、星空をあまり見ないけど、その春の夜というか宵、思わず「つぶらな瞳?」と思えるほどウルウル輝く星が目に入った。宵の金星だ。そばには三日月が端然と定位置にいた。

年に数回?あるいは数年に一度、金星が月に最接近するときがあるそうだ。月は決まって三日月で、金星は横に並んだり、上に行ったりする。一つ言えるのは、甲斐甲斐しく月に近づく金星と動かない月の関係。揺れる輝きと月の能面な輝き。

「どう見ても金星の片思いだろう」と、年甲斐もなくそう思った。

★ あやまって 浴槽に落ちる 固形石鹸 やがて濁り湯に 今夜は閉じよう  

濁り湯

手元が滑って固形石鹸が湯舟に落ちた。直ぐ拾ったけど湯舟は薄く濁っていた。その程度なら浸かってもどうってことない。ただ、その後が問題だ。私の心のなかで、濁り湯が白くひろがっているのを感じる。今日何かあっただろうか?湿りを帯びた一日だったろうか? 反芻しながらシャワーを浴び、そうそうに今夜を閉じることにした。

ちなみに液体のボディーソープを使えばいいじゃないかと思われるかもしれないけど、私のなかでは家では固形石鹸、ボディーソープは温泉、というイメージが出来上がっている。温泉の使い放題のボディーソープは開放感でいっぱい! そう思う私は古い人間でしょうか・・・?。


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