3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

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揺れる平等

★ ペチャンコな ポシェットに夢を 膨らませ 少女はどこへ めがけて行くの

「少女」という言葉の響きだけで詩と感じてしまう。そしてリアルな少女が本当に小さなポシェットを翻し私の前を駆け抜けて行く。躓かないようにね。ペチャンコなポシェットには何か詰め込んで帰ってくるのだよ。どこへ目がけていくのか知らないけど信号はちゃんと守るのだよ。と少しお節介な心配をした。私にとって少女は「未来」という羨望だ。でも私が少年だったころ、少女は少女ではなかった。


★ 電車内 寡黙の支配する 乗客の 疲れは違っても 揺れる平等

電車沈黙

この写真が深夜ならもっと雰囲気が出ていただろうなぁ。午後の通勤帰りが始まろうとしたとき、その電車内は珍しく沈黙が漂っていた。若い生徒たちもいなかったからね。乗客の表情と肩は人それぞれだった。寝ている顔、疲れた顔、ボッーとしている顔、幸せそうな顔。様々だ。ただ、左右に揺れる電車に合わせて頭だけは平等に揺れている。


★ 換気口 侵入者を見れば アシダカグモ その大きさに 今夜は眠れない

アシダガグモは本当に大きい。しかも突然目の前の壁や床に現れるから始末におけない。突然のビックリ度ではムカデより強烈かも。


★ 剥がそうと したけどやめた 亡き犬の 文字も薄れた 注射済証

             (2017-11-17訂正 壁の検査証→注射済証)

注射済シール

もう死んでから2年経つだろうか。実家に戻り家を建て替えたとき、最初の狂犬予防注射の検査済証だった。犬の思い出はいつまでも残してはいけないと思う。それが人間は人間であり、動物は動物であることの自然界の掟だ。だから検査済証を剥がそうとした。でも躊躇する内、雨が降り出した。濡れた紙を剥がすのはかわいそうだ。そう思うと犬を思い出してしまう。



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