3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

 >  ★テーマ別 >  梅村京一朗短歌集 >  椋鳥は悲しからずや

椋鳥は悲しからずや


★ 四つ入りの 和菓子を探す 拘りて 家族で一つの 箱を囲んで
四つ入り和菓子

いつからかスーパーや店に寄ったとき、四個入りの和菓子を買って家に帰るようになった。別に何個でもいいのですが、家で家族四人、一人に一つ同じ菓子箱から出して食べるのが一つの楽しみになっています。

きっかけは、やはり御婆さん(母)。お年寄りの食は細い。一つ食べれば十分。そしてあっさりした和菓子が好きです。喜ぶ顔を見ると、今度はどんな和菓子を買おうかと思案するのです。(2016/9/29)

★ あぜ道の 草に隠れて 見えぬ先 耕作放棄地の 野は広がりて
耕作放棄地

最近の一つの目標は「歌会始」の短歌に入選すること。今年はお題が「野」で、とにかく一首のなかに「野」が一つでも含まれればOK。だから。今年は「野、の、ノ、NO」と首をひねる日があったりしましたけど、意識すればするほど歌ができない寡作な自分なのでなかなか出来ない・・・・

で、やっとこさ、一つできた。ちょっとシリアスな一首で年の初めの「歌会始」には
ふさわしくなと思いましたけど、それでも今の時代の一つの断面を表現していると思い
応募することにしました。ところが締め切りは9月30日。もう過ぎていた・・・ということで幻の「歌会始」応募作品です 笑(2016/10/4)

★ 蜘蛛の巣の 水を弾きて 銀になる そこに映り込む 一片の空

実は空というよりも、その銀の水玉に映る自分を見ていた気がする。そんな小さな表面に映るわけないけど、心象風景として見えたのかもしれない。蜘蛛の巣も時に水銀を流したような美しいときがある。でも水銀は毒ですよね。やっぱり蜘蛛の巣には一片の空が映っていて、それを見ている自分がいたのでしょう。(2016/10/21)

★ 落ち込んで ポケットに手を 突っ込めば 割引券のありて その店に行く

デニムポケット小

こんなときは、最初は苦笑い。そして、しばらく経つと今度はオカシ笑い。で、最後は店を出て大笑い。(2016/23)

★ リビングの 家族が見える 夜更けても カーテンで隠さない 光る家のあり

彼は物怖じしない。夜になってもリビングのカーテンは開けたまま。しかも家の周りは遮るものはない。丸見えだ。お嬢ちゃんが一生懸命ピアノを弾いている。リビングにはいろんな物が見えるし散らかっているのもそのまま丸見え。まるで、彼の家だけライトを浴びた小劇場のようだ。

誰が見ていうよが構わない。開放的といえばあまりにも開放的。私には到底真似できないしやらない。彼の家はまさに蛍の家だ。(2016/11/2)

★ 作り笑い 君は営業職 知合いて 買わなくても今は 頬の緩む仲 
 
どんな出会いでも最初は作り笑いの一つもあると思う。営業職ならなおさら。でも一流の営業職は「どちらが客がわからない」ほど、客の方があれこれ心配したり世話を焼いてくれる。遠い親戚より近くの友です。「買ってよ」と言わなくても、もう毎月、定期便が走っている。そして気が付いたら「おお、お互いに客じゃないか」と言い合う。
一つ言えることは、会社の同僚よりも愚痴が言えるからかもしれない。
(2016/11/5)
★ 椋鳥は 悲しからずや 嫌われて 夜の並木に 咆哮する

都市の並木道にはよく椋鳥が群れています。夜はうるさく糞もいっぱい落としている。もう迷惑以外のなにものでもない。カラスだって山に帰る?のに。並木沿いの薬局に寄ったときも椋鳥の話になって市側でも対策に困っていると言う。

そんな椋鳥でもなんか一つは良いこともあるだろう?「あったら教えてください、短歌に作りたいから」と店主に聞いたら、怪訝な顔をしていた。やっぱりないのかな・・・。(2016/10/15)


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