3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

 > 2013年04月

東三条殿再現と今後の3D作成について

お礼遅くなって申し訳ありませんが、二月に「御殿玄関」のアンケート実施させて頂き、結果は経年タイプ(つまり中古ですけど)の方が評価が高い、という結果でした。実際の公家・清閑寺家邸宅の玄関作成に当たっては経年タイプですけど別の杮葺テクスチャで屋根葺きました。アンケート時の杮葺テクスチャではなくてすみませんでした。あれからより質感のあるテクスチャを見つけたからです。とにかく協力していただいた訪問者の皆様方...

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女々しいは美しい

里の桜はすっかり散ってしまいましたが、 山に目を向ければ、そこには山桜の群生が薄淡色に咲いていました。 車窓から眺め、その健気な咲き模様に、つい、うっすらと涙を浮かべてしまいました。 里から山へ、その咲き続ける様は、まるで生命のリレーションのように思え、 名状しがたい小さな感動を覚えたからです。 女々しいと言われればそれまでですけど、 普段の生活のなかで、「おまえ女々しいぞ」といわれることもたまにありま...

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チャベスはやっぱり独裁? * by 梅のコージ
先ほど、いい加減、したり顔の報ステ・古舘伊知郎を見るのがいやになって、TV東京の「未来世紀ジパング」という番組を見てみたのですが、ちょうど、先ごろ亡くなったベネズエラのチャベス大統領の特集やってました。英雄?独裁者か?ということだったんですが、要は貧困層でも自分を支持するひとたちだけに福祉の恩恵を与えていたとのこと。なんだ、それじゃ選挙なんて形だけじゃん、独裁者と変わらないじゃん。というのが感想で。でも治安の悪い南米では独裁的な政治体制でないと混乱ばかりが生じるのかな・・・とも思いました。あの熱狂するチャベス派の市民たちを見ていると恐ろしくなります。冷静に、客観的になろうよ、と思ってもそれも通じないかな。

これも土曜日のTV、「女信長」やってましたね。奇想天外なストーリーでしたけど、さすが元宝塚の男役・天海祐希、なかなか迫力ありましたね。印象はそれだけかな?信長の暗殺は天皇に取って代わろうとした信長に対し光秀が反旗を翻した、いわゆる暗殺の黒幕・朝廷説でしたね。

でも、不思議ですね、主君を殺した裏切り者なのに、いまでもドラマや映画に出てくる光秀は悪人というよりも悲劇の人のように描かれている、実は生きていて天海僧正になったという生存説まで出るほど。なにか西郷と似てますね。西郷も西南戦争では、すべて部下にまかせ、敗北して国内の内乱に終止符を打ちました。光秀も信長暗殺後はなんか力が抜けたようにシャープさが無くなり、まるで「やることはやった」感じ。

日本は、やはりというかチャベスを生んだベネズエラとは違うようです。


ヒーローはいらない * by まろん
天皇や公家の立場から歴史を見ると・・・
織田、豊臣、徳川に限らず、武家政権はどれもこれも不敬で僭越な連中ばかり、という観は否めないですよね。欧州の歴史で言うならばローマ教皇と諸国の国王との関係に少し似ているかも。ドラマや小説等により流布している現代人の一般的な歴史観では、たいてい武家ばかりが(安物の?)ヒーローとして描かれる場合が多いので、実際の武家政権のダーティな側面が意図的に隠されてしまっている感じがします。庶民との関係でも、殺戮者、収奪者、圧政という側面がカットされ、恣意的な人物像、歴史観が作出されているな、と思うことがしばしばあります。戦前のような天皇の神格化も問題でしたが、現代のこうした都合の良い武家の「理想化」もどうなんだろうな、強く疑問に思います。特に、当時の領民にとっては憎むべき忌まわしい存在であった武家領主(大名)が、21世紀の現在では、180度評価を変え、その地方のヒーローとして祭り上げられている、こんな事例が少なくないように思います。

まぁ、朝廷も圧政と無縁だったかと言えば、長い歴史の中では決してそんな事もなかった訳ですが、武家だけが是であり善であるかのようなドラマ・小説等の描き方には、「史実に忠実でない」「歴史を歪曲している」という点で罪深いものを感じます。