3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

 >  近代明治 1872年⇒

建築雑感 明治の童話

私は幕末から明治かけての古写真を見るのが好きです。眼は如実に物を語るではないですが、今は失われた当時の風景や風俗、社寺、城、街並み、大名屋敷などを見ると「江戸はまるで庭園のなかに都市があるようだ」と当時の来朝した外国人たちも讃えた、その美しさがモノクロームなトーンで目に入ってきます。そのなかでも、自分の夢を底抜けに実現し、まるで明治期の大人の童話を地で描いたようなこの邸宅建築が好きというか、とても...

... 続きを読む

「あさが来た」のモデル・広岡浅子の生家へ行ってきました!?

今頃、なんで「あさが来た」?第156話の4月2日(土)に最終回の予定なのに・・・後。半月しかない・・・もっと前からブログに書いてれば家の3D化もできたかも?一つに最近めっきりブログアップしてなかったので帯広告が出現してしまった。「記事アップしろ」のfc2さんの催促のイジメ?ですよね。あの、言い訳がましいのですが、昨年末から古くなった実家の家の解体と家財の整理と廃棄、そして工務店さんとの見積もり、そして施工...

... 続きを読む

新島八重と一枚の古写真

一枚の古い写真を巡って調べていたら新島八重と出会いました。 その古写真とは、幕末、摂家・九条家の河原町別邸と思われる写真です。 (九条家河原町別邸と思われる古写真) この写真は国立国会図書館が所蔵する写真で、以前から気になっていた写真でした。明確に「九条家」の河原町別邸とは確認できなかったからです。 しかし、今回、改めて幕末の御所周辺地図と現在の地図及び所在地の住所など調べるうち、ほぼ九条家の河原町別邸...

... 続きを読む

もしフランク・ロイド・ライトが日本に生まれていたら?

世界の近代建築の三大巨匠といえば、フランク・ロイト・ライト、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエの三人とも言われていますが、そのなかでも特にフランク・ロイト・ライトは好きな建築家です。というか彼は天性のデザイナーで建築はその表現手段の一つかもしれません。 若いころの写真です。彼は91歳まで生きました。生涯1000軒もの建築を設計したといいます。 今回の記事「もしフランク・ロイド・ライトが日本に生...

... 続きを読む

管理人のみ閲覧できます * by -

Re: 初めてお邪魔します 追伸 * by 梅のコージ
まろん様、

手元を確認してみたら建築画報社刊の「ジョサイア・コンドル」持ってました。以前、購入したの忘れてました。改めて読んで、というかページをめくってみます。

モダニズム建築ですが、
淡交社刊の「阪神間モダニズム」という本もおもしろいですよ。このなかに、あめりか屋設計の住宅とかあるかもです。

> 初めてお邪魔します。
> 公家屋敷という検索ワードから辿り着きました。公家屋敷を3D再現した画像に、目が釘付けになってしまいました。公家おたく、建築おたくでもある者として大感激です。
>
> ところで、上記記事でご紹介の帝国ホテルの本、私も持っているのですが、余りにも装飾的、趣味的なディティールであり、一般的にはよく言われるモダニズムの作例としてカテゴライズすることが本当に適切なのか甚だ疑問に感じます。私は西洋建築ではモダニズム以前の装飾豊富な様式建築が好みなのですが、機能・実用性よりデザイン重視、装飾性という傾向は、モダニズムの主流とは正反対であり、異端という感じがします。
>
> 日本好きな外国人建築家としては、日本に永住し、東京・護国寺に墓があるジョサイア・コンドルもそうですね。コンドルはまだ様式建築の世代ですが。コンドルは日本におけるアカデミックな建築の系譜の親玉、創始者にあたるような人物ですから、そのような大物が、日本好きで、絵師の河鍋暁斎に入門したり、日本人を妻としている事実は大変興味深いです。
>
> そういえば香川県多度津の武田という富豪が大正末期に建てた大邸宅(たぶん現存せず)が、じつに奇妙な建築で、明らかに大名屋敷のような和風大邸宅らしい平面を持ちながら、各部分のデザインは和風だけでなく、ライト風だったり、新古典主義風だったりして、もし完存していたら観光価値も高かったであろうと思われます。設計は、あめりか屋とのこと。もしライトが日本に生まれていたら・・・例えばこんな建築を設計したのでは、と思います。

初めてお邪魔します * by まろん
初めてお邪魔します。
公家屋敷という検索ワードから辿り着きました。公家屋敷を3D再現した画像に、目が釘付けになってしまいました。公家おたく、建築おたくでもある者として大感激です。

ところで、上記記事でご紹介の帝国ホテルの本、私も持っているのですが、余りにも装飾的、趣味的なディティールであり、一般的にはよく言われるモダニズムの作例としてカテゴライズすることが本当に適切なのか甚だ疑問に感じます。私は西洋建築ではモダニズム以前の装飾豊富な様式建築が好みなのですが、機能・実用性よりデザイン重視、装飾性という傾向は、モダニズムの主流とは正反対であり、異端という感じがします。

日本好きな外国人建築家としては、日本に永住し、東京・護国寺に墓があるジョサイア・コンドルもそうですね。コンドルはまだ様式建築の世代ですが。コンドルは日本におけるアカデミックな建築の系譜の親玉、創始者にあたるような人物ですから、そのような大物が、日本好きで、絵師の河鍋暁斎に入門したり、日本人を妻としている事実は大変興味深いです。

そういえば香川県多度津の武田という富豪が大正末期に建てた大邸宅(たぶん現存せず)が、じつに奇妙な建築で、明らかに大名屋敷のような和風大邸宅らしい平面を持ちながら、各部分のデザインは和風だけでなく、ライト風だったり、新古典主義風だったりして、もし完存していたら観光価値も高かったであろうと思われます。設計は、あめりか屋とのこと。もしライトが日本に生まれていたら・・・例えばこんな建築を設計したのでは、と思います。

いつもながら有難うございます。 * by 梅のコージ
take様

三十才前のお年とは知りませでした。お若いです。浦山氏です(笑)。将来、末恐ろしい学者になられるかも。
自分は中年と申しておきましょう。残念ながら住居は京都ではありません。中部地方です。しがない会社の役員をしております。
でも距離的には名神の新高速を使えば最速1時間半でいけます。

多宝塔についてコメント頂きありがとうございます。鳥羽離宮の塔群については、院家建築の研究や寝殿造りの研究、平安京提要、その他の文献を飛ばし読みしながら3Dを作っていたので頭が混乱してしまいました。確か三重塔を建立した後、多宝塔に変更した場合もあり、同じ三塔でも時期により、三重塔が二基林立したこともあったかと?

ライトの件ですが、実は自宅も、ちょっとライト風に造りました。書斎にもライト風スタンドが鎮座してます。名刺もそうです。でも、薄くて使いにくいです。ライトのはデザイン優先であんまり実用的ではありません。でも、ライトデザインのボールペンとか贈答にいいかもです。

貧乏旅行については、学生のころ、深夜バイトなどで稼いで、一年休学、ヨーロッパからトルコ、中東、パキスタン、インド、ネパールと旅をしました。そのころは山賊はいましたが、毛派とか過激なテロリストはいませんでした。

インドはいろんな意味で面白いですよ。
でも現在は結構、変貌してるでしょうね。

ところで、鳥羽離宮シリーズが終わったら、羅生門と前、書きましたが、何かその旅行記書いてみたくなりました。そのときはよろしくです。

それでは、彼女と楽しいクリスマス・イブをお楽しみませ。


渋い話題ですね * by taka
私は個人的にはアルベルト・シュペーア氏が好きですが、ライト氏も3本の指に入る大好きな建築家です。落水荘等は梅のコージさんが仰るようにまさに日本的な感じがする建築で、周りの風景等を全て計算しつくした芸術品と言っても良いですね。

ただライト本人と米国の名誉の為に言っておくと、確かに欧米人にとって日本人やアジア人は黄色い猿・非キリスト者という感覚は持ってはいたでしょうが、日本好きと言わなかったのはプライドであって、好きと言える頃にはすでに敵国としての偏見に満ちていたのかもしれません。

実際ヘレン・ケラーは日本好きを公言してアメリカ国内でも受け入れられていましたし、太平洋戦争中ですら硫黄島の栗林中将は名将として尊敬されておりましたから。

ところで、梅のコージさんは京都にお住まいですよね? ではついでに、ロイドの建物を一度見学されてはいかがでしょうか? 阪急電車だとホームを変える事なく一本でいけますよ。ヨドコウ迎賓館は阪急芦屋川駅を下車して山側に向かって歩くと割りと近いですし、タクシーでもワンメーターだったはずです。