3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

 > 源氏物語

ミラノ発オンラインマガジンに3D京都のCGが載りました

ついに「3D京都」がグローバルデビューしました!などと”小っ恥ずかしい”こと書いてしまいましたが、実はイタリアのミラノで発行されている「SirK online magazine」というオンラインマガジンの5月号に小生の作りました3D作品のCG画像が二枚掲載されました。正確には、サバットリ・ラウラ(SABATTOLI   Laura)さんというイタリア人の女性学者の方が同マガジンに寄稿されました日本の「布団」について書かれた記事のなか...

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No Subject * by 京一朗
たっつん様

コメントありがとうございます。
元々、失われた京都への憧れからブログを始めましたが
外国の方でも日本の歴史や文化に関心をもって頂けることをとても嬉しく思っています。

今回のラウラさんも源氏物語絵巻を見たのがきっかけで日本に興味を持ち留学までされました。

自分の力量もまだまだ未熟ですので、
レベルを上げ、外国の方の眼にもとまるよう3D作りに励みたいと思っています。

No Subject * by たっつん
おはようございます。

CG画像の掲載おめでとうございます。
しかも、海外ということで凄いことですね。

これからのご活躍をお祈り申し上げます。

No Subject * by 京一朗
kotodayori 様 コメントありがとうございます。

文章よりも3DCGの方が視覚的に分かり易いですから、それがたまたま目に留まったのかなと思います。

CGだけでなく写真や絵等の視覚的なものの方が世界には伝わりやすいと感じました。

No Subject * by 京一朗
五反田猫様 コメントありがとうございます。

豊富な資料に基づいて3Dを作るのも逆にあり過ぎて下手なものつくれないなぁ・・・と思うと同時にまったく資料のないものを一から作る時は100%の空想ではなく「こんな感じだったんだろう」と思わせるような3Dを作れるよう目指していますが、時に集中力も必要ですし、なかなか前進しません・・・

でも、時間は有限ですから出来る所まで焦らずコツコツやっていこうと自分自身に言い聞かせています。

今回のラウラさんは源氏物語絵巻を見たのが縁で日本に興味を持たれたそうです。

その事を聞いた時、匂うがごとくの平安の王朝文化は、太陽王レイ14世も生み出せなかった独自な官能の世界だったと思いました。

鎌倉時代の白木の禅宗様が武士世界に浸透したとき、平安以来の王朝文化は断絶し、二度と第二の源氏物語絵巻は生み出せなかった・・・。

良くも悪くも、禅宗文化は現代に及ぶまで日本を老成の文化へと変えていったのではとふと思いました。

No Subject * by kotodayori
こんにちは、イタリアのマガジンへの3DCG掲載おめでとうございます。ブログ制作の励みになりますね。今は、ネットで世界中から見てもらえているのですね。これからも楽しみに読ませていただきます。
またよろしくお願いいたします。

おめでとうございます * by 五反田猫
京都や古建築が好きな人は多いですが、
単なるイメージイラストではなくて、資料にも辺り、建築に関する知識もあって作成されている3Dですから、海外の方にも響くものがあるのでしょうね。


No Subject * by 京一朗
Hakka様コメントありがとうございます。

「グローバルデビュー」などと調子に乗ったことを書いてしまいました。忘れてください。

> 外国人の視点での日本文化の考察は、私たち日本人にとって新しい発見がありそうな気がします。

そうですね、まったく仰る通りです。
桂離宮の名を世界に広めたのもドイツの建築家のブルーノ・タウトでしたから。

アメリカにも日本庭園専門の雑誌がありますし。

私個人も海外を旅したとき、日本的感性には独自なものがあるなぁ、と思いました。

古代世界において、神への御供え物として動物や人間の生贄を捧げる儀式が広く伝番していましたが、日本の縄文・弥生時代の神への捧げものはお米や野菜、乾物、昆布などの海山の幸でした。五穀豊穣を願う穏やかなものでした。

その系譜を今も日本人は心に宿していると思います。

海外の方から色んなヒントを頂き、日本文化の再発見に触れてみたいと思っています。

No Subject * by Hakka
こんばんは。
海外デビューおめでとうございます。外国の方の目に留まるなんて、凄いことですし、嬉しいことですね。

ラウラさんの記事も面白そうですね。外国人の視点での日本文化の考察は、私たち日本人にとって新しい発見がありそうな気がします。

日本庭園なんかも、外国人の方達が興味を持ってくれたお陰で、最近では少しずつ日本の若い方たちにも関心が広がっているのかな、という気もします。

No Subject * by 京一朗
AzTak様 コメントありがとうございます。

小生もマガジン掲載の写真を見てどれもプロ級だなぁと感心しました。ミラノ、あるいはイタリア内でも評価の高いマガジンかなと思いました。

たまたま自分の3DCGがラウラさんの眼に留まりましたが日本文化の紹介に少しはお役にたったかな、と手前味噌ですが喜んでいます。

No Subject * by 京一朗
遠太 様 コメントありがとうございます。

仰る通りブログは国を越え世界と繋がっていますね。日本に興味を持っている方も沢山みえるんだなぁ、と思いました。ブログのタイトル名に英語表記を付け加えた方がよりいいかなと思いますが、肝心の英語力がないので差し控えています・・・。

源氏物語の舞台・六条院を再現してみよう!

しばらくご無沙汰して申し訳りません。光源氏の邸宅・六条院を3D化するのに半月かかりました。やはり生活してますからね。いろいろ用事あります。さて、その六条院ですが、どこから書いていこうかと迷いますね。源氏物語に関する書籍はたくさんありますから。今回は邸宅なので、その関連本を集めましたが、それでも多い。そのなかで、やはりというかとても参考になり、引用させていただいたのが、大手建設会社の大林組で発行して...

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コメントありがとうございます * by 梅村京一朗
前から見ていて頂いたとは露知らず
ブログの更新も怠け気味でした。
申し訳ありません。
でも、とてもウレシイです。

こんなブログですけど
今後ともよろしくお願い致します。


ワクワクしてます♪ * by マドリードの老猫
はじめまして。
ずっと前からこちらのブログのファンです。
遂に六条院を手掛けられるんですね!

これからの更新を本当に楽しみにしています♪

一条天皇、道長、そして源氏物語

先日、本屋さんに寄ったところ、一冊の本の背表紙が目に留まりました。その小冊子には「一条天皇」とあり、その瞬間、なぜか吸い込まれるように本を手に取りました。すると何か、とても、たおやかな気持ちと香りを感じ、しばし瞑目しました。 遠く平安の御世が、今、自分の目の前に語りかけている感じでした。 考えてみれば、平安時代は不思議な時代です。常に怨霊たちに怯えながら、一方、和歌を交し合い交情を重ねていました、現...

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一条天皇と源氏物語 * by taka
とはこれまた風流と言ったところですね。私が良く聞く説として紫式部と清少納言はライバルであってかつ仲が悪かったが、その大きな理由は藤原道長をパトロンに持つ上東門院の女房であった道長派紫式部と一条院皇后宮の女房で彼女がパトロンであった伊周派清少納言の政治的な対立であった、というものがあります。

人間は単純ではありませんので様々な理由があるのが当然でそれも一つの理由とも言えますが、私自身は『源氏物語』を読むにつけ単純に紫式部は道長派として藤原道長に同調していたとは思いがたいものを感じています。もっとも今の作詞家や小説家が自分の体験を必ずしも描いていないのと同様、当時の和歌や物語から読み取るのは中々危険な事ではありますが。

例えば光源氏の出自、彼は桐壷帝の第二皇子として第一皇子に何かあれば帝位につくべき人であり、読書始めの段では「世に知らず聡う賢くおはすれば」と才能豊かでありながら、高麗人の観相、源姓賜るの段では「そなたにて乱れ憂ふ事やあらむ」と帝位に就けるなと言われ、さらに観相後は父桐壷帝から「無品の親王の外戚の寄せなきにては漂はさじ」と外戚が居ない事を匂わせています。最初の桐壺だけを読むだけで如何に当時皇位に即いた人間の意志が尊重されていなかったか? 当時皇位を即くのが才能とは全く関係の無い政治的な背景だったか? それが良く解かる一文です。

また『源氏物語』では当時の女性がどの様な男性を理想としていたかが良く解かります。例えば絶世の美男である貴公子と言えば在原業平、源融、全て皇室の血筋であり摂関家出身で世に聞こえる貴公子はいません。皇室の血筋で今で言う超イケメンが理想の第一、次に息子の教育方法です。乙女に描かれている夕霧の元服について、世の人は「太政大臣の息子だから四位だ」と思っていたのに対して光源氏は「まだいときびはなるほどを、わが心にまかせたる世にて、しかゆくりなからむも、なかなか目馴れたることなり」として六位として大学に入れるというなんとも謙虚にして、女性関係とは対照的な生真面目さが光る一文があります。この事からすると、子育てに対する生真面目さや周囲に対する謙虚さが理想の一つであったと思われるのです。

貴族子弟には「蔭位制」があり一位の指定は従五位下以上の官位が授けられるのが常で、大学出身と言えば周囲から「苦労人」と哀れまれるのが常です。藤原道長が誤字脱字だらけと書かれておりますが、『古事談』巻六で大江維時が花の名を漢字で書いた所当時の貴族達がこぞって字の読み方の教えを講う、そこまで学力が低下していたのが実情でした。

藤原道長はこういう和歌を詠んでおります

この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることも無しと思えば

陽成天皇を廃位し、花山天皇を陰謀によって退位出家させ、摂関権力が最高潮に達した道長によって詠まれたいかにも自分の王朝と言わんばかりの増長した雅さも謙虚さもない和歌。私には『源氏物語』から、一つには浮名ばかり聞こえる男性に対する、もう一つは権力者、特に藤原氏に対する最大限の皮肉が見えてきます。

愛知県は元々寒いですけれど、今年は特に冷えますね~ 大阪も山側は真っ白ですよ。去年の12月は寒く無かったのですが・・・・・ 今年はホワイトクリスマスも夢では無いかも知れませんね。風邪等ひかれないようにしてくださいね^^

梅のコージさんは吉良の近くですか? それは非常に驚きました。『太平記』には様々な隠された要素があるのと同様、元禄赤穂藩士の事件についてもかなりの陰謀の匂いがあると個人的には思っていますがここは平安関係なので省きます。