3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

 >  エッセー

嫉妬を生まない御所の後宮システム 後編

後編では大奥からサヨナラして御所の後宮へいよいよ入っていきます。せっかくですから、前編に載せた東西の対屋の間取りを御所に当てはめてみます。内裏と東西対屋の俯瞰パース。何から書こうかな、ってとこなんですが、男性諸氏が「ハーレムかぁ、美女に囲まれて羨ましいなぁ」などと思ったらご法度!とんでもない間違いですからね。とくに日本の後宮は真面目ですから何より次代の帝をお産みなさることが一番の目的です。ですから...

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NoTitle * by 京一朗
はむこたん様
コメントありがとうございます。

源氏物語ですけどね、平安王朝の家具・調度品を作る予定なんですよ。なかなか進まないですけどね・・・、清涼殿に家具を設えたら「京都御所の御殿へ上がってみよう!」っみたいな動画作ってYouTubeにアップする計画なんですが年内にできるかなぁ・・・? まだ遠き道程ですよ。ところで今、はむこたんサンは今、どこを旅してみえるのかな?
では、おやすみなさい。

NoTitle * by はむこたん
頭の中で、源氏物語を思い出しながら
楽しませていただいてます。
命婦って名前かと思っていたら、女官の位なのですね。
初めて知りました・・・。

NoTitle * by 京一朗
雪乃様
コメントありがとうございます。

朝、そうそうpcを開いたら、ご丁寧に返信を頂き、今日も幸先よき一日になりそうです。過分なお褒めを頂き恥ずかしい限りです。ゲホとモゴの会話、創作頑張ってくださいね。折々、立ち読みしますね 。

訪問頂きました * by 雪乃
訪問頂きありがとうございます。
素晴らしいブログですね☆
京都を深く知ることが出来そうです。
お時間の許します歳にまたお立ち寄り頂ければ嬉しいです。

嫉妬を生まない御所の後宮システム 前編

そもそも、御所後宮の皇后御常御殿と寝殿造の古制を最も残す飛香舎の3Dを作ろうと思って古い指図や資料を集めさぁスタンバイって思ったのもつかの間、考えてみたら、内裏の女官の数って何人ぐらいいたのかなぁ?江戸城の大奥の制度と御所の後宮とどんな違いがあるのか、とか、いろんな?が湧いてきて、収拾がつかず、取り敢えず自分なりに理解したことを先に書こうと思って記事にしました。タイトル「嫉妬を生まない御所の後宮シス...

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女官の知行地 * by 五反田猫
京一朗さん ご教示有難うございます。
上級女官、実際に知行地なのですね。
となると200石でも、五公五民でも手取りは100石ですね。それでも立派です。

江戸の宮廷は、下級公家は家禄だけでは食えないので、兄弟で複数出仕も多いです。 そうなると役職給があります。
これが結構、蔵米支給が多いので、女官も同じだと勘違いしておりました。 有難うございます。

>東豎子
時代まつりでも再現されていたと思います。
男装の女性が騎乗するんで、現代女性にも人気です。

枕草子では、清少納言に「えせもののところ得る折」(151段)と、思い切りけなされております。
その他にも、「元三の薬子」正月三日に屠蘇の毒見をする女官
「御前の試みの夜の御髪上」五節の舞姫の髪結役
「節会の御まかなひの采女」など、結構 宮中の女官や役について、酷い言われ様ですね。
多分、身分が低いのに、そういう時だけは役目柄 偉い人にも指示が出来るのが、清少納言には面白くなかったのでしょうね。

NoTitle * by 京一朗
五反田猫様

東豎子(あずまわらわ・東嬬)調べました!
男装の女官なんて、朝廷も粋なことしてますね 笑。
見てみたいですよ。

NoTitle * by 京一朗
五反田猫様
コメントありがとうございます。

典侍、掌侍の知行の件ですが実際に領地を持っていました。高橋 博著「近世の朝廷と女官制度」によれば、たとえば、明和六年、大典侍柳原忠子の場合、山城国乙訓郡海印寺58石、同今里村62石、同紀伊群稲荷村に77石、同深草村に16石の計213石の領地がありました。ただ、管理は禁裏役人がしていたと思いますが。

あの大原卿が稚児! 俄に・・・というところですが小さいときは可愛かったんですかね 笑。

東豎子?調べています。

では、よろしく確認ください。

NoTitle * by 五反田猫
京一朗さん
帝の動線は、このように推察できるのですね。
現在の御所の姿からは、このような経路は全く思いもつかないので、大変参考になりました。
女官の表もとても良く整理できていて、分かり易いです。

一点 ご教示頂きたいのですが、女官の知行とお書きになっていますが、これは俸禄ではなく、領地のある知行なのでしょうか? 江戸の宮廷では男子の役職は、知行地ではなく、俸禄の支給、実際は米切手のようなもので、幕府の蔵から引き出したと記憶しています。 誤解でしたら済みません。

御稚児さんまで出して頂きました。
例の髭のガンコ爺さん(重徳卿)も、昔は光格天皇の御稚児さんをしておりました。 子供の頃はあんな恰好だったのですね。
せっかく御稚児さんが出たのですから、幕末に復興された東豎子(あずまわらわ・東嬬)も入れて上げて下さい。
御幸の時しか出番がありませんが、これも特殊な役ですよね。

NoTitle * by 京一朗
はむこたん様
コメントありがとうございます。

嫉妬ですけど、記事のタイトル変な題にしてしまいました・・・

私の考えですけど、徳川将軍の大奥と比べれば御所の後宮の方が嫉妬少ないと思いますよ。

まったくないのも寂しいし、有り過ぎても疲れるしホドホドがいいですよね。
私はもう嫉妬を忘れてしまいました 笑。

NoTitle * by はむこたん
こんにちは~。

大奥の女性たちの嫉妬、すごく気になります。
3番手・4番手以降であれば、カヤの外的に気長に構えられそうですけど
正妻や2番手だと負けたくなくて、ライバル心が出てきそうな気がしちゃいます。

紫陽花もドライフラワーになる2018年7月の酷夏、一人の涼やかな歌人が現れた。

きょうは一人のネット歌人をご紹介したいと思う。歌人の名は 「しま かよ」さん。自らのブログ「 みぢかうた 31もじ」 に自作短歌を一日一首のペースで発表されている。一言で言い表すなら、「短歌だから出来る詩」とでも言うのかな。詩は詩であるために無秩序で完結できないときがある。そんなとき、短歌というフィルターを通して現代の口語体自由詩を「体言止め」する。余分な言葉や形容詞を剥ぐ。すると、霧が晴れてゆくよ...

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不自由の美

今、御所の陣座という建物を3Dで作ってます。そんなにかからないかな、とタカをくくっていたら、屋根に少々手こずってます。屋根の形状がアンバランスなんですね。和風建築の命は「屋根」の表現力なので、木子文庫の指図、一部・立面図を参考に作ってますが、他の建物との寸法合わせや立面図も一方向だけなので、御所で写した写真や写真集などの本とか見て作ってます。ここをこうすればヨカッタなぁ、とか、もっとスピードアップし...

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NoTitle * by 京一朗
takaさん コメントありがとうございます。
名古屋の香道、調べました。
蜂谷家(志野流)ですよね。土岐源氏の流れを汲む方ですかね。香道というと三条西さんぐらいしか思い浮かばず、takaさんの博識には毎度頭があがりません。

香道の流派ですが聞いてみます。

自分は鼻の感覚が鈍いので実際嗅いでみたらどんな香なのか想像もできません。ましては嗅ぎ分けるとか。そもそも、「嗅ぐ」という字でいいのかもわかりません。

線香の香に似てるのかな?

いろいろと教えて頂いてありがとうございます。


核心をつく意見ですね * by taka
大変素晴らしいですね。

私自身大変気に入らないですが、それでも認めなければならない部分があります。
それは、日本は中国文化の影響があったからこそ日本の文化の基礎があるという事です。

しかし中国文化について、日本は独自のセンスで取捨選択をしてきたという事実は非常に大きいです。

代表的なのが専門分野でお解りと思いますが、五反田さん も仰られているように 誌の規制ですね。漢誌の絶句・律詩の様な決まりはあれど比較的自由な誌というものは排除され、独自の発展を築きあげています。まあ怨霊信仰の面から、慰霊の為に必死に和歌の文化を築きあげたとも言えますが。

このように日本は江戸時代以前までは、そういう自由と規制、そして外国文化の適切な取捨選択が出来ていたという点が尊敬に値すると思います。

それと座、ですが、戦国江戸時代の女性は胡坐というよりは片膝を立てる座り方が正式みたいですね。確かに胡坐もあったんでしょうが、北政所浅野ねねを始めあの当時の肖像がのほとんどがそれみたいですね。

江戸時代までの日本を学ぶと、現在もてはやされている日本文化というのはほとんどが江戸文化であるとつくづく実感しますね。「髭は闘争心を高めるので禁止」「平和な世界にすぐ立ち上がることが出来るような胡坐はいらない。正座にしろ」、北朝鮮式統治機構の江戸時代はある意味自由さを欠いた時代と言えるかも知れませんね。

話は変りますが、五反田さん の香道はどの流派なんでしょう?
非常に興味あります。

梅村さん は愛知県でしたよね? 名古屋には武家香道の家元が居住していますよ。歴史の連続性では一番長く続いているはずです。

NoTitle * by 京一朗
五反田猫様

コメントありがとうございます。
私は不器用で「お題を決めるから短歌を作れ」と言われてもできません・・・。何か心に感じるものがあって初めて心情を歌に託す、といった風ですね。平安の歌合せとか、百人一首のカルタと一緒で「何々~」と言うと、すぐさま俊成卿から習った古今和歌集から下の句を扇子で口を隠しながら応えるとか、そんな返歌できませんから、やっぱり平安時代に生まれていたら落第生ですね 笑。

雅楽は伊勢神宮の御神楽が素晴らしいですね。
人長舞というのだそうですけど、検非違使の装束の舞人が舞うのはいいですね。倭舞も。

香道はお線香で代用してます??

足裏胡坐できるよう鍛えねば。
では、今夜はごきげんよう


NoTitle * by 五反田猫
いつも興味深いお話しを有難うございます。 不自由の美、まさに短歌にも共通しており、五七五七七の定型に加え、兼題、返歌など、状況に応じたルールが加わる事で、それを乗り越える事が創造にもつながりますよね。

胡座は、雅楽やお香でも基本姿勢です。 
私の習っている御家流ですと、本香を焚き始めると足を崩せるので、胡座で楽にさせて頂きます。
 しかし、若い人には出来ない人が多く、足の角度が45度以上(両方で直角)、男よりも柔軟性が高い女性でも出来ない人が増えてきました。 畳の生活が無く、椅子が主体だと股関節を使いませんので、当然の事なのかもしれません。 

手に入りました!

今、京都御所の紫宸殿南庭の正門・承明門の3Dを作っています。承明門。御所を見学された事がある方だったら紫宸殿前の朱塗りの回廊もみられたと思います。その正面南の門が承明門です。朱塗りが鮮やかですね。御所の朱塗りはまた格別です。3Dのテクスチャに最適です。白い漆喰も継ぎ目なく続いているし、ホント、御所の建物・庭は職人さんたちの魂がこもっていて素晴らしいです。承明門ですけど、木子文庫のなかの図面を参考にし...

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Re: 京都御所渡廊及び附属建物復原工事報告書についての質問 * by 京一朗
> 私も京都御所に興味があるのですが、「京都御所渡廊及び附属建物復原工事報告書」
> には大台所や御末女嬬部屋の本来の姿が完全にわかる情報が掲載されていますか?
コメントありがとうございます。
お訊ねの件ですけど、残念ながら同報告書には大台所や御末女嬬部屋の外観がわかる箇所はありません。間取り図面自体載ってません。強いて言うなら長橋局の建物には平面図、立面図、外観写真等載ってまして台所の内部写真もあります。
お役に立てず申し訳ありません。

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公家町土地区画整理事業 区画決まる ②こぼれ話→悩み話に変わる。

今回は「公家町土地区画整理事業」関連のこぼれ話でも書こうかな、と思って今書いている所なのですが、ちょっと気になることがあったので少し触れてみます。拙ブログにも張っている「人気ブログランキング」の日本史部門で常にトップ争いをしてみえた『マイナー・史跡巡り』さんのブログが忽然と消えてしまいました。どうして?どこへ行ったのだろう?チョクチョク、記事も読まさせて頂いて、その情熱と行動力とマメさ、情報量の多...

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hikakin君、3D京都も頑張ってるよ! (ただし金閣寺のみ・・・)

今日は雨模様だし、時間もあるし、何か別なこと書きたくなって急遽、ユーチューバーのトップランナー hikakinさんの事を書くことにしました。絵図の記事は次にということでご容赦を。ホント、ムラッ気で困ります。と、その前に以前、記事で自分が新しい事業を始める云々のこと書いたので、少しそちらについても補足しておきます。その事業ですが国から正式に認可が下りました。「農+α」的な営農です。全国的にも事例の少ないスタ...

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『地表の楽園』 仙洞御所参観の旅

また先日、京都御所と仙洞御所へ行って参りました。タイトル、「『地表の楽園』 仙洞御所参観の旅、と名付けましたが「地上の楽園」の誤りではありません。本当に仙洞御所を巡ったとき、感動して思わず「地表の楽園」!と心のなかで呟いたのです。それほど美しかった!今までいろいろ(海外含め)観た庭園のどれよりも素晴らしいと感じました。ただ、私の撮影技術が追い付かなかった・・・後ほど、写真をアップしますが期待しないで...

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NoTitle * by 梅村京一朗
まゆごろう様
わざわざ返信いただきありがとうございます。
さっそく行かれたのですね。素早い! 笑。

に、しても、国立国会図書館にもミスあるんですね。
それでは頑張ってください。
宜しかったら、また、拙ブログへお越しください。

中井家文書 * by まゆごろう
早速、昨日図書館に行き、中井家文書の研究を
見て参りました。
それと照合したところ、国立国会図書館の仙洞御所絵図が
寛政度の絵図であることがわかりました。
国立国会図書館の解題にはミスがあったようです。

情報をいただきありがとうございました。

Re: 追伸 * by 梅村京一朗
> 寛政度の仙洞御所の敷地図を探しているのですが、
> どの書物にのっているか、ご存知ありませんか?

まゆごろう様、

寛政度の仙洞御所ですが、「中井家文書の研究」の第七巻に載っています。

NoTitle * by 京一朗
まゆごろう様
コメントありがとうございます。

仙洞御所の指図ですが、中井家文書の研究の口絵にカラーの仙洞御所とか指図が掲載されていますが、小さすぎて判読はできません。ですので、幾つか分割して掲載されています。ですので複数枚に渡るので、同文書が置いてある(県図書館等)図書館で直接、探されるのがいいと思います。

せっかく拙ブログを読んで頂きながら、十分なお返事できず申し訳ありません。

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仙洞御所 見取り図 * by まゆごろう
こんにちは

まゆごうろうと申します。

素晴らしい記事をありがとうございます。
仙洞御所の昔の見取り図を探していてこの記事にたどり着きました。

記事中に、「中井家文書の研究」から当時の見取り図が引用されています。端のほうが切れているのと、解像度の関係で細かい字が読み取れません。

もし、このご本をお持ちでしたら、図を拡大して下さいませんか?

同じ頃と思われる「仙洞御所絵図」とどんな関係なのか興味をもっています。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1286217

公家史観

今、「平成版 内裏・公家町御絵図」の中心となる紫宸殿の作成に取り掛かっているところです。3Dは多少の集中力が必要なので少し充電しています。私は「公家町再建プロジェクト」と題してカテゴリー欄のなかにチョコチョコ記事を載せていますが、具体的にはどう表現していくのか、ハッキリしたことはあまり考えていませんでした。それが最近、近世・幕末の内裏・公家町絵図を見比べているうち、「私の求めていた公家町はこうなん...

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たまには株の話でも

今朝のニュースを見たらトランプ米大統領が北朝鮮のテロ支援国家を再指定したそうですね。北朝鮮の強い反発が懸念されます。株価にまたどう影響するのか?見守るしかないですね。今、引き続き出雲大社古代神殿の3D制作を続けています。大国主様には失礼な物言いですが、当初は「丸太を何本か建てればいいや」みたいに気軽に考えてました。ところがどっこいヤッパリ奥深いですね。しばらくかかりそうです。今回は上空からの遊覧のよ...

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山陰の旅 萩、秋吉台、山口編

旅も四日目、ついに維新回天の地・萩に到着しました。ここも是非一度訪ねたいと思っていた所です。いつか行ってみたいと思っていたら歳月ばかりが流れてしまった・・・そんな距離感を感じさせる観光地の一つだと思いましたね。地理的にも不利かな。市街自体には前日の午後には着いてました。萩の第一印象は、日本海の内湾に面した自然豊かで穏やかでのんびりした地方都市。ここが維新胎動の長州藩の地、吉田松陰や高杉晋作、木戸幸...

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何か凄い事を言いたいですが * by taka
私にもその辺の事情は解からないのですみません(汗) ただ予想としては、諸事情諸事情ですが、ベースとして家格があるのではと思います。別の所で「加賀藩家老は全て華族に云々」とありますが、正確には加賀八家は全員ですがその下の万石家老の中で横山蔵人家と本多図書家は授与されておりません。元津田家の斯波蕃は授与されておりますが、これも恐らく戊辰戦争の活躍が無ければ授与されなかったでしょう。そうなると、家格条件に当てはまらないのは授与後も山林技手・技師を務めていた変り種の今枝直規男爵のみだと思います。

薩摩藩も一門四家は確実に授与されていますし、筆頭格の北郷・種子島両氏も授与されています。小松伯爵家は末席で万石以下すが、やはり維新の功があるからこそ授与されました。家格は条件はクリアしていましたが、万石条件から外れているのが日置島津家のみですね。日置の場合は久光公の時代も変わらず大久保・西郷等に慕われていて、斉彬公の時代は主席家老、久光公の時代は疎んじられていましたが薩英戦争では薩軍の総大将だった事も大きかったかと。

長州藩の一門八家は、家格条件はクリアで万石条件で別れてますね。

肥後細川家も一門・上卿三家は両方クリアされているので授与、佐賀藩は御三家は別家大名なのでともかく白石村田両鍋島他親類同格衆も授与されてます。

最も顕著なのが紀州藩で家老筆頭の三浦氏は授与されてますが、久野家は万石でも授与されておりません。

以上を考えると複合条件と都合の良い物言いになりますが、ベースはやはり家格でそこに功績があるかないか?だと推察されます。

NoTitle * by -
take様
コメントありがとうございます。出雲大社本殿の3D制作を続けてますが、いろいろヤボ用もあって遅れ気味・・・。「清との密貿易に黄檗宗の大陸人を使う必要があったかと想像しますね」とは何か慧眼というか発想が素晴らしいですね。いつもながら敬服です。
明治維新時、1万石を超える諸藩の家老でも華族になれなかった人が他にもあったみたいですね。何かの事情ですかね?

NoTitle * by taka
毛利公が本拠を山口に移したのは、まさしく現在にまで恩恵をもたらす英断だったと思います。津和野と並ぶ貴重な萩城下町が残り、観光産業にも大きく貢献していますから。

>藩主・毛利家の菩提寺でここは珍しく黄檗宗の寺であり

自分もそこは珍しく感じましたが、恐らく一つの理由はやはり黄檗宗が大陸直系の宗派だと。清との密貿易に黄檗宗の大陸人を使う必要があったかと想像しますね。

もう一つは毛利氏に柳沢一族の家臣が居る事が何らかの関係を及ぼしているのかもしれません。東光寺を造営したのは 毛利吉就公、ちょうど五代将軍綱吉の時代ですね。それに柳沢氏の治世について甲府時代には永慶寺が建立され、悦峯道章の綱吉目通りを実現させ、息子の吉里の大和郡山転封でも永慶寺を今の大和郡山市に移転させる程の信者でしたから。

福原家書院のありさまは非常に残念ですね。こういうのを見ても、いかに 安倍首相の忖度政治 が馬鹿げた妄想なのかが解かります。もう少し忖度していただきたいとこの写真を見てつくづく思います。

松陰先生の松下村塾を立派に整備しているのには感動しました。ですが松陰先生の思想は、ある意味弟子達とは対立していて弟子と名乗られるのには複雑な心境です(苦笑)

あと、別のコメの質問ですが、福原俊丸公は男爵貴族院議員になられていますよ。

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ぽむ様 コメントありがとうございます。いろいろ写真は撮りましたが、見てみると建築系の細部ばかり撮っていて、風景写真、斜めから寫した写真は少なかったです。もっと思い出の風景を撮らなければ。反省です。でも瑠璃光寺五重塔はどう見ても正面から撮りますからちゃんと残しましたよ 笑。

NoTitle * by ぽむ
京都の記事を探していたら、こちらのブログにたどりつきました。萩、長門は仕事でよく行っていたので、懐かしく写真を拝見しました。
特に瑠璃光寺五重塔は私個人の中では最も質素で美しいと思っていますので、写真を拝見し嬉しく思いました。

これからも楽しみにしています

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AzTak 様
コメントありがとうございます。
確か以前、会津と長州が仲直りするイベントがあったと思いますが、会津の方が「萩へ行ってきた」なんて同郷の人に言えない雰囲気とかあるのでしょうかね? 今の萩は静かな地方都市でそっとしておきましょう 笑。

NoTitle * by AzTak
萩は妻の祖先が住んでいた里です。ある和風旅館で天皇陛下(昭和天皇)が泊まられた部屋を見せてもらいました。『あなたたちもここに留まりなさい』と言われましたが、遠慮して隣の部屋にしておきました。素晴らしい部屋でしたし、素晴らしい旅館でした。
福原家の書院が今も残っていますか。確か、加賀藩は家老職にあった者もみな爵位を授与されたと思いますが、長州藩はどうだったのでしょう?はるか昔のことになりつつありますね。

私自身は福島県の出身なので、長州にはあまり行きたくなかったんです。ちょっと節操がなかったかもしれません。が、家庭不和を作り出すよりはマシかと。

山陰の旅 日御碕、松江、津和野編

出雲大社の参拝を終え、日御碕神社へ行きます。島根半島の岩場の続く西海岸をほんの十数キロ、半島の西端にあっと言う間に着きました。こちらの神社は大社とは打って変わって鮮やかな朱塗り造りの社殿。ここは出雲大社の祖神にあたるところだそうです。ここには下の本社(日沈の宮:祭神は天照大御神。伊勢の天照大御神が昼を守る立場なのに、なぜ宮の名が日沈の宮?)と上の本社(神の宮:祭神は須佐之男命)の二つの本殿からなり、日...

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take様
コメントありがとうございます。お礼の返事遅れて申し訳ありません。例によって出雲大社本殿の3D制作を続けています。
「松江城の鯱は国内最大の木造の鯱」とは知りませんでした。だから写真は撮ってません。takeさんは博識ですね。歴史ブログランキングのトップブロガー レベルだと思いますよ。私もチョコチョコ、トップランキングのブログ読みますけど、その博識と行動力には脱帽です。

NoTitle * by taka
松江城や武家屋敷の無粋さ、言いたい事は解かります(笑)

だけど公務員の体質というか、日本社会にはびこる「無事これ名馬」的な体質で思い切って「この部屋は鶴の間だから鶴を書きましょう!!」と行動するのははっきり言って無理かと(汗) もちろんそういう人も居ないわけではないでしょうが、やっぱり公務員は民間人と違ってすぐ責任問題に繋がるという環境だから冒険が出来ないんでしょうね。「これ、本当はこうだから書き直せ」とか「曖昧な物に無駄な税金を使って」とか(苦笑)

それに上司自体が文化に興味を持っているからこれをやりたい、のではなく単に持ち回りでっていうのも問題ですよね。教育委員会等もエリートの総務に行きたいのに文化財課の課長にまわされた、とかそういった感じの人が上司についていた場合は専門職の部下もやる気がなくなります。

そうそう松江城の鯱は国内最大の木造の鯱ですけど、それは写真に撮りました? 石垣はやっぱり元が織田系武将が築城したので、典型的な穴太積ですよね。

山陰は細長いというのは同感ですね。元々島根県は出雲と石見に別れていて、石見弁は広島弁に近く同じ石見ですら石東(太田市等)や出雲弁とは別の文化圏というふうになるくらい離れてますからね。

津和野と言われてイメージするのは自分は城下町・亀井氏・モデルでタレントの森泉さん、森星さん姉妹ですね~ まあこの姉妹は正確には隣の吉賀町なんですが。恐らく西周男爵・森鴎外と同じ一族かも、という事でそういうイメージになりました。

NoTitle * by -
コメントありがとうございます。
行きと帰りは航空便、新幹線でしたが、それ以外はレンタカーでぐるっと巡りました。中国山地の真珠の小箱のような小京都を旅するのもいいですよ。日御碕もずっと岩場が続きいかにも日本海らしいダイナミックさがありました。でも冬は荒れた海に戻るのでしょうね。

NoTitle * by AzTak
この記事の書かれてあるところでは、津和野だけ行きました。妻の親せきがいるので、次回以降の萩にも行きました。でも、出雲大社から松江までは行ったことがありません。そのうち、行く機会はいくらでもあるだろうと、後回しにしてきたのですが、ついぞ機会はありませんでした。
個人的には日御碕に立ち寄ってみたいものです。パック旅行で行くしかありませんかねえ。純粋な公共交通機関を利用する個人旅行は、時間のロスが多そうで、…。

山陰の旅 出雲編

台風一過、綺麗に洗い流した青空が広がりました。日中の温度は盛夏を思わせるものがありましたが、それも束の間、秋の風が汗を消し去ってしまいます。盛夏の山陰の旅、9月下旬でも小旅行記を書きたくなったのは、山陰の旅がとても印象的だったからです。(中国地方全般を含めて)。今年の夏は東京では長雨が続きましたが山陰は比較的晴れていました。ここが山陰? 山陰でも山陽でもない中性的な穏やかさを感じました。 さて、三泊四...

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NoTitle * by taka
出雲大社の記事、楽しく読ませていただきました。

最近は山陰も人気がある、と思っておりましたがやはり門前町の整備についてはまだまだ考える必要があるかも知れませんね。

出雲大社も神仏習合によって天台宗の管理下に置かれると、山王神道の影響を受けて祭神がスサノオに変化する等紆余曲折もありましたが、こうして現在まで命脈を保っている姿を見ると嬉しいものが感じられますね。

ちなみに島根県は二国から構成されていて関係も微妙ですが、個人的には旧石見は親大和だと思っています(旧石見人的見方 笑) 石見国の一宮が物部氏なのが何よりの証拠だと思います。

知恵熱が出た!?

今日、いつもの湖畔を散歩していたら、いくら垣根だからといって伸びすぎじゃないか?と思って、でも花の名を知らず帰って調べたら「アベリア」の花。かっこいいじゃん。アベリア(Abelia)とはツクバネウツギ属のラテン名で中国原産の Abelia chinensis(タイワンツクバネウツギの母種)と Abelia uniflora の交雑といわれている、とのこと。公園などの生け垣によく使われるんだそうです。なんか羽子板の羽みたいですね。アベリア...

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畳考

まずは3D制作現場から、今、制作中の楼閣3Dですけど屋根が一揃いできました。一口に屋根と言っても入母屋や切妻、方形、唐破風、千鳥派風、むくり屋根とフタを開けたら15パターンもの屋根ができました。単体の楼閣だからと甘く考えていたのは間違いでした。この楼閣、かなり複雑な外観をしていて完成したら「一ひねり考えた記事名」にしようと思っています、なんか、「あぁ、あの楼閣かぁ」と多分わかってみえるかなぁ、と思って...

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孫を歌うな、老いを歌うな、夫婦を歌うな・・・

まずは現場レポートから、「インスタやるとAHOになる?」で書いた某楼閣の3D作りですが、とりあえず幾つかある屋根の一つが出来ました・・・、ホントはもっと屋根を作る予定だったのですが、ここ二日、熱が出てしまい作る気になれませんでした・・・。体力無い割に食欲は普通にあるのですが、自分の場合、疲れてくると喉が炎症を起こす癖があって、怠け心に余計拍車をかけている次第で面目ないです。※ 後ですね、書体も人気...

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NoTitle * by 梅村京一朗
春日さま コメントありがとうございます。

自作の短歌ですよね。しずかに情景が湧いてくる歌ですね。「広ごる」がいいです。
同じ短歌を詠まれる方がみえてウレシイです。

白波というと、斎藤茂吉の最上川の逆白波の歌を思い起こします。白色には人の心を浄化してくれる治癒力があるのですね。

宜しかったらまたお越しください

              かしこ

返歌 * by 春日
白波…に因んで短歌一首です、

湖の面(も)は微かなる風を受け静かに白き波が広ごる

インスタやるとAHOになる??

しばらく3D制作をサボっていたので今、新しい作品に取り掛かっています。前、新選組の最後の本営・不動堂村屯所の間取り図を作成、さあ、これから3Dで立体化・・・・というところで止まったまま。結構な制作日数がかかる予感がして怖気づいて結局そのまま放置状態で今日を迎えました。相変わらずの怠け者です。いずれ、作って完成させる予定ですが、今回は先にコンパクトな亭閣を一つ制作開始しました。何を?、と問われても申...

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NoTitle * by 管理人
たま様
コメントありがとうございました。
たまさんはアフィリエイトのサイトを運営されているんですね。いやー、プロの前で偉そうなこと書いてしまいました。また、よかったら当ブログ覗いてください。

こんにちは★ * by たま
こんにちは!
「人気ブログランキング」から来ました♪
たまと言います。
ちょこちょこ遊びに来させて頂いてます!
とても見やすく綺麗なサイトですね。
勉強になります。
綺麗なサイト作りを私も目指しています。
また遊びに来ます!
良かったら遊びにも来てくださいね♪
ポチッ!応援完了です★
http://tamanojouhoushouzai.com/

「上皇様」とお呼びしてよろしいですか?

今月6日、天皇陛下の譲位などを検討する政府の有識者会議が、天皇陛下の退位後の称号を「上皇」とする方向で最終的な調整が進められる方向、との報道がありました。正式には太上天皇、略して上皇さまの尊号は江戸時代の光格上皇以来、ずっと空位のままでしたがこれで、もし平成30年、今上陛下が譲位されたら約二百年振りの「上皇」位の復活です。まさか、歴史上でしか接することができなかった上皇様を、この目で拝見できる機会が...

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先程の管理者専用への投稿は * by taka
ミスでした。すみません。

管理人のみ閲覧できます * by -

NoTitle * by -
takaさんコメントありがとうございます。赤い皇族? ちょっと禁忌ですよ・・・笑。私も誰かなぁ・・・と気になる方はいます。戦後、バイニング夫人等の米国型民主主義の影響もあるかもしれません。現皇太子殿下がご結婚前に登山をされた際に随伴した記者の一人が「この御方のためなら命を投げ出してもいい!」とまで週刊誌に書いた記事を読んだことがあり、殿下は人を惹きつける天子の徳をもった御方だなぁ、と今も思っています。殿下は水運の歴史にも造詣が深く、山がちで狭い国土の日本において、いかに水運が重要な役割を果たしてきたか、きっと明察されたのでしょう。
後、これは私もご皇室に不遜ではと思いますが一つ気になったことがまります。
今般、秋篠宮家ご長女の眞子内親王様が一般人の小室さんと婚約されましたが、正直、今一盛り上がってない気がします。美智子皇后様のご成婚のときの「民間出身で初めて!」と戦後日本の民主主義の浸透を讃え盛大に盛り上がりましたが、今回は静かです。出雲大社の千家家へ嫁がれた高円宮憲仁親王の次女・典子さまの方がニュースで話題になったほどです。時代は普通の恋愛から高貴、名家なる成婚を望む一つの新しい潮流が出始めた気がします。時代の潮目といいますか、戦後民主主義が色褪せてきたかのかな?
願わくば、不敬ですが敢えて申しますと、眞子内親王様は旧宮家の方とのご結婚をして頂きたかった。旧宮家の存在が俄に皇室安定の先鞭となったかもしれないからです。
なんか、コメントの返事というよりも記事みたいですね。今度、コメント頂いたら記事に書こうかな?どうです。

NoTitle * by taka
遅まきながらコメントを。旧宮家の復帰というのは私は条件付賛成ですね。
現在非常に不遜ながらも言わせて頂くと、『赤い皇族』の一族の存在があり
非常に不愉快に思っています。革命論者の様な主張は致しませんが、粛々
とご退場願いたいというのが個人的な感想です。

現皇族ですらそのようなお方が存在するくらいですから、旧宮家に至って
は当然そのようなお方が存在する可能性も高いでしょう。誰とは言いませ
んよ。決してJOCのトップだなんて、そんな事を言うつもりは全くあり
ませんとも。

そして最近良くテレビ出演なさられておられる旧宮家の方、あの方も一見
愛国者・愛皇室者の様な顔をしていて実際はその正反対だと私は思って
おります。当然その様な方の宮家復帰等、獅子身中の虫を増やすだけだと
思っております。

しかし美濃部達吉をある程度評価している、とは驚きでした。似非愛国者
の中には彼の名前が出るだけで左翼扱いですからそこは凄いと思ってます。
天皇陛下に絶対忠誠という事は、陛下が大国主の決断をしたとして無条件
で賛成するのか? という危機感から来た愛国心から来たものだと思います。
最も息子さんの方はどうしようも無い方ですが。ただ彼の主張は実質
御前会議の存在がある時点で杞憂というか、戦前はある意味憲法違反状態の
政治制度が確立していたんですけどね。

まあとにかく、宮家復興は『血統性』と『世襲王家』の両輪で行うべきで
しょうね。もし『血統性』だけ主張して伏見宮家を語ると、『西陣南帝』
の子孫はどうした、なんて事を言う人が出てきかねませんからね。

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