3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

「別冊太陽」に3D京都の作品が掲載されました。

タイトルの通り、今月下旬始めに平凡社より発行された「別冊太陽 有職故実の世界」監修:八條忠基、に拙ブログ制作の作品が掲載されました。「別冊太陽 有職故実の世界」監修:八條忠基掲載されましたのは以前にもNHKプレミアムにて取り上げて頂いた平清盛の六波羅泉殿寝殿のアイソメ図・等角投影図です。監修は川本重雄博士です。「別冊太陽」に掲載された平清盛の六波羅泉殿寝殿のアイソメ図(監修:川本重雄)有職故実とは、衣...

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御所の諸太夫ノ間を作りました。

京都御所の清涼殿の西廂には萩壺という庭がありますが、その庭を取り巻く諸太夫間と渡廊・御車寄がないので(3D上の御所)空漠として寂しいので新たに作ることにしました。諸太夫間は現在、御所を参観したとき最初に眼にする御殿です。諸太夫間の位置は、赤く囲ったところが諸太夫間です。(安政度京都御所平面図)今回、同諸太夫間等を作ったことにより清涼殿西廂の萩壺を建物で囲むことができ、同西廂の雰囲気がより雅に出ることが出...

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平安時代最後の輝き・後白河法皇の法住寺殿が完成しました

こんにちは、ご無沙汰しております。昨年来より京都のお寺さんの3D復元想定図を制作してきましたが漸くして完成し納品しました。ですので今回はその報告偏として記事に上げます。制作しましたのは三十三間堂(妙法院門跡所轄)様より受注頂いた後白河法皇の院御所であり寺院群でもあった「法住寺殿」の3Dによる復元想定図です。妙法院門跡様と直ではなく間に京都市の㈱便利堂様が入りそこから仕事を受けました。私のような学者でもな...

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ラウラさんから本が届きました!

お盆ですね、うちは神道なので妻から「早く榊を取ってきて」とせっつかれてます。でも、それよりもお礼の記事を書こうと思って今アップしました。そうです、ラウラさんから新刊書が届きました! 先日、記事で紹介した、イタリア・ミラノの大学で日本語を教えてみえるラウラ・サバットリィ(Laura  Sabattoli)さんが日本の文化・美術について英語で書かれた本です。題名は「My Japan: A Collection of Short Stories on Japanese C...

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京都御所の御殿へ上がってみようシリーズ Vol.4 続々Twinmotionでレンダリングしてみた。

Vol.3に続きVol.4をアップロードします。同じくTwinmotionでレンダリングしたもので今回は後宮、そして今は失われて存在しない大台所や禁裏附武家玄関、東西の対屋廻りを取り上げました。今までスケッチアップで作って掲載した3DCGと多くのショット画像が被りますが、より自然の採光に近いリアルレンダリングで表現したものをアップするのも一味違ったものになるのでは、と思っています。従って、重複している各個の解説文は省いて...

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お知らせ 明後日の9日(日曜)、夜9時放送のKBS京都の番組「京都浪漫 悠久の物語」に3D京都が出ます。

お知らせです。明後日の9日夜9時から放送されますKBS京都のテレビ番組「京都浪漫 悠久の物語」に3D京都が出ることになりました。出ますのは拙ブログに掲載しています京都の方広寺大仏殿の3DCGです。何枚かでると思います。あの豊臣秀吉が建てた巨大な建物です。今回の番組タイトルは「幻の京都大仏~悲運を招いた秀吉の巨大事業~」。内容を引用しますと、かつて「奈良の大仏」を凌ぐ大仏が京都にあった。知っている人も少...

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京都御所の御殿へ上がってみようシリーズ Vol.3 続Twinmotionでレンダリングしてみた。

こんにちは、「京都御所の御殿へ上がってみよう」シリーズのTwinmotion版、Vol.3の更新をやっと行いました。レンダリングした3DCGをVol.2のと比較してみたら「質が落ちている?」と思わず比較してしまいましたが、やっぱり間を開けると折角、覚えたこともみんな忘れてしまうなぁ・・・と悄気ている自分です。と、そんなこと書いたら「質落ちを見せる?」とツッコミがきそうですが、自分なりに多少、悪戦苦闘したので目をつぶって見...

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日本文化・美術を研究されているラウラ・サバットリィ(イタリア)さんが新刊書を出版されました。

更新が滞り申し訳ありません。さて、今回は、イタリア・ミラノの大学で日本語を教えてみえるラウラ・サバットリィ(Laura  Sabattoli)さんが日本の文化・美術について英語で書かれた本を出版されたので紹介させて頂きます。本の題名は「My Japan: A Collection of Short Stories on Japanese Culture: With Readings in Japanese and Writing Exercises - From Elementary to Intermediate Level (English dition)」。日本語訳は、...

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なぜ、前方後円墳でなければならなかったのか? 仁徳天皇陵をめぐる3D的考察 後編

さて後編では具体的に前方後円墳について考察(かなりな言い回し)してみたいと思います。まず、世界の陵墓と比べてみて唯一日本にしかない特異な形をしています(一部、朝鮮半島の南部に見られますが、そこは日本の影響下)。その特異性を物語る文系的指摘が「前方後円墳はどちらが正面かわからない」ということです。これは今だにハッキリしていません。古墳の一番重要な部分は大王の埋葬された円墳です。普通、そこが墳墓の中心・前...

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レインボー様
コメントありがとうございます。
拙い3Dですが褒めて頂きとても嬉しいです。遥かな古代に思いを馳せ作ってみました。
引用して頂ける由、ありがとうございます。
多少なりともレインボーさんの大仙陵古墳の論説に色を添えるようでしたら有難いですね。

大仙陵古墳の3DCG画像、素晴らしい * by レインボー
>以上、3DCG画像を並べてみました。

〇大仙陵古墳の3DCG画像
 拝見しました。素晴らしい出来具合に感動です。
 そして、特に古墳を囲む石壁ですが、朝鮮半島にあるツングース系の墳墓そのものの印象を受けました。
 関連し、後に引用させていただきます。
 草々
 

なぜ、前方後円墳でなければならなかったのか? 仁徳天皇陵をめぐる3D的考察 前編

前方後円墳には周濠がよく似合っていると思う。前方後円墳は水濠があることを前提とした姿形をしている。だから美しい。古代、設計した人は水濠を防御性、あるいは灌漑機能だけでなく古墳を神域として荘重に美しく見せるためには周濠が不可欠と認識していたに違いない、と、3Dで仁徳天皇陵を創りながら想像を巡らしました。大阪平野の仁徳天皇陵(大仙陵古墳)を始めとした45基からなる百舌鳥・古市古墳群が世界文化遺産に登録された...

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レインボー様コメントありがとうございます。
古代史のエキスパートのレインボーさんからコメント頂くとは冷や汗ものです 笑。
小生のブログでは3D制作がメインで、それに解説を添えたもので適当な部分もあるかもです。
>朝鮮半島系のツングース系大王の陵墓ではない>かと観ています
ツングース系とは思いもつきませんでした。天皇家のルーツも天孫系なので渡来民族の一派だと思いますが何処から来たものか判然としません。ひょっとして本家が戻ってきた?などということもあるかもしれないと個人的に思ってます。仁徳陵の円墳と方墳の間を”馬の背”と表現しましたが、古墳を側面から眺めていたら、何やら馬の頭と背とお尻に見えてきました 笑。また、大仙陵古墳の記事書かれましたら教えてください。

大山陵古墳はツングース系大王の陵墓では! * by レインボー
たいへん興味深い記事でした。

大仙陵古墳は拙ブログでも検討予定ですので、見ていただければ幸いです。

拙ブログでは、大山陵古墳は朝鮮半島系のツングース系大王の陵墓ではないかと観ています。

その結果、王墓名がが分からないように闇に葬られたのではないかと観ています。
草々

ショートコラム 家康殿ありがとう

つい先日の12~13日にかけて拙ブログのアクセス数が二日連続で650を数えました。普段は日当り200~400の間、たまに500越え、というのが通常のパターンなのですが、連続600は初めて。「えっ?何があったの」と鳩に豆鉄砲をくらった気分になりました。何が原因か?記事の人気ランキングを見るといきなり「飛雲閣は聚楽第の何処に存在したのだろう? 後編」がトップに出ています。そこで、察しのいい?小生は「ははぁん、そういうこ...

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五反田猫様
コメントありがとうございます。

五反田猫さんが言われるように「権威があるものには、実力を与えない」という家康の統治方法は、明治以後、戦後になっても、「キャリア官僚は実務権限はあっても報酬はほどほど」という風に現在まで続いていると思います。逆に退官して天下りからが”役得”という面があると思います。
昨日?でしたか、検察庁法改正案が著名人も交えてハッシュタグ”#検察庁法改正案に抗議します”がツィッター上で拡散され、法案の採決は見送りになりました。これも何となく検察権力にあまり力を持たせたくない、という原理がどこからか湧いたのかもしれません。安倍内閣もあっさりと引き下げました。
でもこれって一般国家公務員の65歳定年と抱き合わせですから公務員の方からすれば面白くないと思いますがどうなんでしょう?
今一、背景がよくわかりません。

いつもありがとうございます。 * by 五反田猫
京一朗さん

遅ればせながら「ビジュアル 日本の住まいの歴史 ① 古代」での資料掲載、おめでとうございます。
専門家が認めているというのは、客観的に見ても、価値があるコンテンツの証ですね。

京都新城の話も有難うございます。
何と「高臺院殿」が、そうだったのですか。
よく見ると、西に門がある点(道路付きの制限か?)なのと、南西の隅に町屋があるのが面白いですね。
流石の太閤も退けと言えなかったのか? 初期の御所もそうですが、結構 旧来の町屋の制限を受けています。
マルクス史観の人は信じませんが、当時でも個人の土地の権利というのは尊重されていたのではと想像しています。

>貴種ヒエラルキーの利用
この辺りのバランス感覚が凄いですね。
何よりも、権威があるものには、実力を与えないという原則もあります。 だから高家も公家も、中級から小旗本程度の禄高しかありません。これは政治的権力のある譜代大名も同じで石高は低い、 10万石を越える、国持ち大名などには、絶対に権威や権力も与えない。このバランス感覚が凄いと思います。

新刊書「ビジュアル 日本の住まいの歴史 ① 古代」の紹介です。

もう明後日には五月です。照葉樹林の若葉が眩しい季節、その様は私には「緑の紅葉」と思えてなりません。さて、本日はご本の紹介をさせて頂きます。㈱ゆまに書房さんから刊行されました「ビジュアル 日本の住まいの歴史 ① 古代」です。著者は家具道具室内史学会、監修が小泉和子氏、執筆者は同小泉氏と川本重雄氏、木下真理氏の御三方です。何故、本書を紹介しましたかと言いますと何の事はない、私自身の描いたイラストが掲載さ...

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お知らせ 京都のお寺さんの復元想定図(3DCG)を制作することになりました。

皆さんご承知の通り新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府より「緊急事態宣言」が発令されました。不要不急の外出は避け、会社や店舗も在宅勤務や一部休業になるなど、社会に様々な影響が出てきています。安倍総理は「人と人との接触機会を最低7割、極力8割削減することができれば、2週間後には感染者の増加をピークアウトさせ、減少に転じさせることができる」と言われています。大阪の四天王寺も閉鎖しますが、何と聖徳太子...

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No Subject * by 京一朗
sazanamijiro様 コメントありがとうございます。sazanamijiroさんの方こそ精力的に日本の古代について情報発信されていて頭が下がります。以前、「そのうち出版社から声がかかりますよ」と小生の方からsazanamijiroさんにコメントしたことがありますが、ホント素晴らしい内容です。

お互いに分野は少し違いますが、地道に続けて行きましょう。結果は後からついてきますよ。

sazanamijiroさんから、
>何よりです。嬉しいです。
と頂いたコメントが私はなによりウレシイです。ありがとうございます。

コロナで大変ですが一日も早く終息するよう願っています。sazanamijiroさんも体調には気を付けてください。

No Subject * by sazanamijiro
京一郎様
 ご活躍、何よりです。嬉しいです。
以前、京一郎様からご紹介いただきました「出雲大社」を夫と共に拝見した時に「すごい才能の方がいらっしゃるね。いつかきっと…!」と話しておりました。ある方とのご縁も大事にされ、お体にも気をつけられ、お仕事が無事終わられることをお祈りいたします。
 このような時代ですが、みんなで乗り越えていきたいですね。明るい「お知らせ」ありがとうございます。      さざなみのおばさん
 

No Subject * by 京一朗
五反田猫様
いつもコメントありがとうございます。
五反田さんの励ましにはいつも感謝しております。こうしてブログを続けて来られたのも五反田さんからの早期のコメントがいかに継続に繋がったか、今更ながら感謝に堪えないです。ありがとうございます。
五反田猫様の言われる通り、日本も昔から様々な疫病、結核、飢餓、天災と見舞われ多くの人が苦しみ亡くなってきました。しかし、それにもめげず困難を乗り越えて今の日本に繋げてきました。ご先祖様に感謝しつつ、御恩に報いる為にも、今回の武漢ウイルスに打ち勝たなければならないと思っています。

ついにお仕事に * by 五反田猫
京一朗さん
ついに、お寺さんからお仕事頂いたのですね。 素晴らしい。
やはり判る人には、よさが判るのでしょうね。
コロナで世間は大変ですが、歴史を振り返れば、戦前までは結核は不治の病、一次大戦後の「スペイン風邪」、幕末のコレラ、室町期の疫病で、平癒を祈念した祇園祭りなど、ご先祖様たちも、乗り換えてきました。 私達もぜひ乗り換えて行きたいと思っております。

ショート3D 古代出雲大社神殿をTwinmotionで想像してみました。

Twinmotionが気に入ったので以前3Dで作った古代出雲大社神殿を再掲、新しくレンダリングし直してアップします。最初の記事も良かったら読んでみてください。 古代出雲大社神殿を復元してみた その壱前回、出雲の旅の縁もあって中古(平安時代)に高さ16丈(48m)にも達する高層の神殿が存在したことを裏付ける巨大な柱穴と柱の痕跡が発見され、俄に現実性を帯びたことから大林組が初めてその神殿を復元、ブログにも復元したイ...

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