3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

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公家町土地区画整理事業 区画決まる ①

公家町の土地区画整理事業について、公家の皆様方にパブリックコメントを募集したところ、一部の公家の方から「家格による屋敷地の面積差が大き過ぎる、是正してほしい」との意見も寄せられましたが、その意見の多くが五摂家との家礼に属さない独立系の堂上家だった、ということもあって紛糾する事態までは至らず、4月13日をもって事業スタートする旨、昨夜の説明会にて最終合意を取り付けました。

本件は公家町という特殊性もあり太政官代の承認手続きは不要。また事業を執行するにあたっては、土地区画整理法に基づき組合を設立。理事には五摂家及び清華、大臣家、羽林、名家、半家の各家格から一名、合わせて十名の卿が任命。代表理事として近衛様が選ばれました。なお、大政奉還後ゆえ、武家伝奏の役は解かれ公家組合で自主的に進めてゆくこととなりました。以上、告知終り。

などと、何の根拠もなく、もう私の100%脳内夢事案ですが、まぁ、それでないと事業も進まないのでそのまま進行。

一応、近衛様から「3D京都」もアドバイザーとして参画してほしいとの要請を受け、熟慮の上、お受けすることしました。

また、実際に事業を始めた場合、道路整備に伴う減歩、換地等の発生も十分考えらることから、近衛卿から「利害関係のない君に一任するよ」との言質をいただき、さっそく拙ブログの方で「公家町区画整理案」を提示。理事会に同案を諮ったところ、なんと賛同多数、承認されました! その間、たった一日かかっただけ 笑。

事業案の中身は、公家方の屋敷替えや換地等は「文久改正内裏御絵図 丁版」に基づき、また敷地坪数等は京都市編「京都の歴史 第七巻 維新の激動」に所載の”明治元年の京都絵図及び公家町”から算出。

上記に基づき作成したのがこれから紹介する公家町のCG図です。
公家町土地区画整理事業-区画決定
決まった公家町の区画見取り図。というか、そのまま、京都の歴史 第七巻 維新の激動所載の絵図そのままなんですが。
今後、このベースプレートを基に公家町を作っていきます。今は解りやすいようにイラスト風ですが、その段になったらよりリアルなものにしたいと思ってます。

幕末公家町の形
幕末の公家町は現在の京都御苑より東側の寺町通に沿いまで右斜めに広がっていました。
さらに、これを京都市の主要部市街地のなかに貼り付けます。現在の御苑よりとくに東西が広いことがわかると思います。
現在の京都市と公家町

地図に合わせて実寸法で作りました。南北は今出川通の北から丸太通りまでの1.5キロ、東西は西が烏丸通から東は加茂川までの1.3キロの範囲内を今回、広義の公家町として定義付けしました。というのも、現在(平成に飛びました 笑)の京都御苑は南北1.3キロ、東西700mの計92ヘクタール。この御苑が公家町の言わば内郭、本丸筋にあたります。しかし、いろいろな諸事情により公家町の外、外郭に屋敷を構えている公家も結構みえて、まだ空きスペースのある内郭・北東地への引っ越しを促したのですが、やはりというか、公家方でも鬼門の方角は「災いを呼ぶ」とのお考えから、せっかくの「内郭斡旋」も不調に終わりました。

そのなかで、あえて鬼門の地に居を構える方が現れました。樋口二位のご当主さまです。その「公家町を空き地」にしたくない、という気概に拙ブログも感動。同家の指図も持っているので、同家の心意気に謝意を込め屋敷を3Dで再現して差し上げたいと思っています。

また、この鬼門の方角を封じ込めよう、との強い使命感から、なんと、あの安倍晴明の子孫で朝廷の陰陽師、祈祷、天文・暦を司る土御門家様が、下京の梅小路からわざわざ、こちら北東空き地へ引っ越し新居を建てられる、との情報を入手。さっそく、同家の指図も持っているので、その珍しい天文台を有する屋敷を3Dで再現し、献上したく考えています。

ただ、拙ブログは遅筆ゆえ、いつまでに作成するという明確なお答えは出来ず、「ご希望に沿うよう頑張ります」との半ばお茶を濁した言い方しかできず申し訳ないと思っています。

なお、これは未確認情報ですが、この北東空き地に、京郊外の紫竹院等にある公家方の別荘を移築してはどうか、と言う提案を出されている公卿もみえて、数点、別荘の指図も持っている3D京都としても、お手伝いできることがあればご協力したいと考えております。

「おまえ、頭大丈夫か?」と言われそうですが何か夢があっていいじゃないですか。私の書いたことで、もし、公家のご子孫の方で不快に思う方がみえたら、非礼をお詫びします。私なりの「公家町物語」です。

ちなみに、気軽に土地区画整理事業と銘打ちましたが、ただ単にムードで書いてます。なので、もし同整理事業の意味合いが違うと恥なので念のため調べました。それによると「土地区画整理事業は、道路、公園、河川等の公共施設を整備・改善し、土地の区画を整え宅地の利用の増進を図る事業。 公共施設が不十分な区域では、地権者からその権利に応じて少しずつ土地を提供してもらい(減歩)、この土地を道路・公園などの公共用地が増える分に充てる他、その一部を売却し事業資金の一部に充てる事業制度」とのこと(あぁ、字数稼ぎました 笑)。

今夜の記事は公家町の区画整理が「こんな感じで決まったよ」という区画図の紹介なんですが、結構、コレ、時間かかりました。なのに一枚アップして終りでは寂しいので、実験的に先日作った紫宸殿や九条家邸を配置してみました。多少、イメージが掴めるかと思いますので幾つかのショット、アップしますね。(CGはクリックすると拡大します)

京都盆地と公家町(南から)
南から見た公家町。これから塀や門、物見、御殿等建物、間取り平面図などを出来るタイミングで追加していきます。ここ最近、頑張ってお公家さんの新たな指図を10家ほど探し集めました。

公家町(九条邸の塀越し)
九条家邸の築地塀越しに紫宸殿を見る。

この九条邸の位置は正確ではありません。また正確に配置すると紫宸殿と一直線上になるので絵的に冴えないのであえて移動しました。また、この九条邸は徳川家光が九条邸を訪問したころの復元図なので幕末のものではありません。

理想を言うならば、公家邸の指図は幕末のもので揃えたいのですが、実際はかえって江戸初期及び中期、天明の大火の後とかが多い印象です。
京都盆地と公家町(北から)
今度は公家町図を北から見た感じ。結構広いでしょう。

京都盆地上空から見た公家町
京都盆地の上空から見たイラスト図。

京都盆地と公家町(東から2)
東方面から見たてたもの。

そしてもう一枚。

京都盆地と公家町(東から九条邸)
東から九条邸をズームしたものです。

ざっとこんなイメージCGを作ってみました。
記事タイトルに「①」が付いてますが、実は区画整理事業で区画線を描きながら自分なりに幾つか気が付いたこと、新たな発見、それから敷地の最小サイズは誰の御方?とか「ゲスの極み」的なことも比較したりして、それなりに面白いかな、と思いましたので次回に「②」版として書き上げたいと思ってます。その節はよろしくお願いいたします。


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