3D京都

いにしえの京都を3DCGで再現します。史話、短歌も詠みます。

Entries

知恵熱が出た!?

今日、いつもの湖畔を散歩していたら、いくら垣根だからといって伸びすぎじゃないか?と思って、でも花の名を知らず帰って調べたら「アベリア」の花。かっこいいじゃん。アベリア(Abelia)とはツクバネウツギ属のラテン名で中国原産の Abelia chinensis(タイワンツクバネウツギの母種)と Abelia uniflora の交雑といわれている、とのこと。公園などの生け垣によく使われるんだそうです。なんか羽子板の羽みたいですね。

アべリア
アベリアの花

美しい花の名はいいですね。
でも、なかには、「ヤブデマリ」とか「シャリンバイ」、「イボタノキ」、「オトコヨウゾメ」とか、およそ歌にもできそうでない花の名もあります。「歌われない花」・・・・。なんか可哀そうですね。命名者を恨むんじゃないぞ、植物図鑑を恨めよ、と思うのでした。
さて、「飛雲閣は聚楽第の何処に存在したのだろう? 後編」を書いたので次は内部、室内編へ行こう。おっとその前に一応外観のお色直しをしておこうと思って3Dをいじっていたら、唐破風と軒廻りの垂木の整合性がアンバランス、そこでストップ。最初から唐派風の横目の垂木との兼ね合いを想定していればよかったのですがそこまで見込んでいなかった・・・。表からみれば、むくり屋根に唐派風が合ってる感じに見えますが、軒下から見上げればバラバラ・・・に見えて、どうしよう・・・また作り直す?それもゾッとする・・・と思案しすぎて知恵熱?がでてしまいました。ホントはアホ熱ですが。

正直、どこまで作り込めばいいのか、また迷ってしまいました。際限ない垂木にテクスチャ(質感)を貼り付けるとそれだけでファイルサイズが大きくなります。それこそ単色ならレゴランドじゃないですが(失礼)データも軽くなるのですが、それでは本物感がない。自分としては、やはり飛雲閣だけを単体として精緻に描くというよりも聚楽第全体を俯瞰するような描き方。各時代を象徴する建築イメージとしての京都を描きたい・・・という思いが強いかな。でも、じゃ、垂木なしでいこう!とすんなりもいかず、遠目に見ると垂木?でいこうかなと今考えてます。で、うじうじと梅雨時のように日が経ってしまった。まだ、考えてます 笑。
知り合い(実は娘)から聞くに、「Maya」だと、薄いレースのカーテンが風に微かに揺れる様までアニメーションで表現できるとか。自分にはそんなハイエンドなソフトは使えない。もう、頭がついていかないですね 笑。

そんなこんなで、もうちょっと頭を整理して内観編に入って行こうと思ってます。

せっかくですから、最近、木造で再建されることになった名古屋城天守閣の3Dをアップします。施工される竹中工務店さんのPV作品。



名古屋城天守閣の3D 竹中工務店


いやぁ、すごいですね!素晴らしい。光と影の演出もGood!。建物の新築感を出すのって意外と難しいんですよね。とくに木造。この動画、竹中さんの公式アカウントではないのでいつ消えるかわかりませんが良かったら観てみてください。


『追記』

「飛雲閣は聚楽第の何処に存在したのだろう? 後編」の最後行に書き忘れた分を添えましたが、こちらにも載せておきます。重複申し訳ないです。(H29.6.29)。

今回、飛雲閣を巡って、聚楽第にその存在ありや? 天守閣の存在ありきや?と、甚だ不明瞭な内容になってしまいましたが、一つ、歌人の感性?から、「ひょっとして」と思ったことがあるので書きます。豊臣秀吉の祐筆・御伽衆であった大村由己の記した聚楽第行幸記のなかで次のような表現、言葉の比喩が使われています。「遥閣星を摘でたかく、瓊殿(けいでん)天に連れてそびえたり(瓊殿とは玉のように美しいの意味)。甍のかざり瓦の縫めには、玉虎風にうそぶき、金龍雲に吟ず」。難解な表現ですが、要はいかに聚楽第の甍、天守や殿閣が高く洛中に聳え、その美しいことこの上ない、ということだと思いますが、さすがに秀吉の手前、大きく盛ってはいると思いますが、後陽成天皇の行幸直後に書かれたものですから、その華やかさが伝わってきます。

この表現のなかで気になる言葉があります。「遥閣星を摘でたかく」のところです。星を摘む?そこから連想するのは、そう飛雲閣の三階の名称「摘星楼」です。似た表現でしょう?大村由己はこの詩的な言葉が好きだったのでしょうか。ひょっとすると「摘星楼」の命名者は大村由己かもしれない。なんの根拠もないですけど・・・。

ただ、仮に秀吉が聚楽第に楼閣を建て、その楼閣名を自分で「飛雲閣」と名付けたか?あの秀頼に対する溺愛ぶりで有名な手紙の一節「一日ハ ふしは ( 普請場 ) まで おくり候て まんそく ( 満足 )申候。さりながら、人おおく候て、くちをおもひのままニ すい不申、 いまに わすれがたく おもひまいらせ候。 やがて 参り候て、くちをすい可申候」。 意訳すると、先日は、普請場まで 見送ってくれて 満足です。 でも、人が多くて、思いのままに 口を吸う ( キスする ) ことが出来なかったのが残念で、忘れられません。 すぐに行って、口を吸いましょう、との内容ですが、ご丁寧にも「おかか ( 淀殿 ) に口を吸われてはなりません。 油断なさるな。」とまで書いている。もう明け透けといっていいか、本能のまま書いてます。その秀吉が飛雲閣?ましてや「摘星楼」などというロマンチックな命名をしただろうか?無理でしょう、秀吉は歌人ではありません 笑。きっと御伽衆の大村に「もう、お前に任せる!いい名前つけにゃ」、「ははぁ!、承知つかまつりました。では、摘星楼に致します」と言ったかもです。なんとなくその情景が目に浮かびます。私もかなりアレの方かも、ですが・・・・。

「星を摘む」か・・・。やはり飛雲閣は聚楽第に建てられ京都新城に、そして西本願寺に移築されたのだろうか?一つの比喩を巡りそんな連想がわいてきました。

※ 上記「聚楽第行幸記」のなかの一文は狩野博幸氏の著「秀吉の御所参内・聚楽第行幸図屏風」から引用しました。






関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

トラックバック

トラックバック URL
»»この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

左サイドMenu

たまに短歌

2017年5月8日更新

※ 短歌集はカテゴリー欄にあります。

タグ一覧


全記事(数)表示

全タイトルを表示

※表示しきれない記事タイトルは「前ページ」で見れます。

今日の運勢

今日の言葉

京都お役立ち情報

アンケート

ご意見・メールお寄せください

名前:
メール:
件名:
本文:

マーケット情報

プロフィール

梅村京一朗

Author:梅村京一朗
(けいいちろう)、
寝つきの悪い夜は、いにしえの京を想いながら寝ます。すると鼓の音のように京の日々歳々が甦ってきます。・・・浅き夢みし男のブログ語りです。

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ブロぐるめLite


写真提供 ホットペッパー.jp
Powered byリクルートWEBサービス
developed by 遊ぶブログ

右サイドメニュー

最新記事

カテゴリー

  ※ 表示しきれない記事タイトルは「前ページ」で見れます。

人気ページランキング

開始日:2016/11/6

ブログパーツ

キーワード別記事リスト

最新コメント

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

検索・買物に利用して下さい

人気ブログランキング

FC2カウンター