3D京都

いにしえの京都を3DCGで再現します。史話、短歌も詠みます。

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私の旅は『ヒッピーロードの旅』だったのだ。

木、金曜と東京へ所用があって出かけるのですが、帰りのついでに写真を撮って帰ろうと思ってます。
最近、ファイルサイズが6000ピクセルまで写せるデジタルの一眼レフを買いました。今まで背景用に撮っていた写真が
パソコン画面で見るとボケてしまい「使えないなぁ・・・」と常常思ってましたがこれで解決、と密かに楽しみにしています。
で、効率よく撮ろうということで、都心の皇居東御苑、新宿御苑、明治神宮と、ワイドな和風庭園やバック写真が撮れると
計画を立てているのですが、考えてみたらかなり歩きますよね・・・。途中で熱中症で倒れるかもしれない。
多分、一日では撮りきれないからもう一泊するかもしれない、とか、そんなこと考えています。
多分、撮って我が家に帰ってきたら二日は死んでいると思います・・・
えっ?なにが言いたいの? 決まってるじゃないですか、「飛雲閣は聚楽第の何処に存在したのだろう?」の後編が
また悪い癖でアップロードが遅れる・・・と、いうことの事前報告??で、ちょっと雑文と小品集、短歌の幾つかでも書いておこうと思った次第です。

話は変わりますが、若かかりし学生のころはユーラシア大陸を一年近くかけて貧乏旅行するなど(体験記はカテゴリ欄に記載)
怖いもの知らずの元気な盛りでしたが、最近は旅に出るのも少々億劫になりました。
盆休みを少しずらして家族で二泊三日、山陰の旅を計画しているのですが、航空券から宿、レンタカーの手配まで「お前がやれ」と押し付けられ面倒くさい。これも、一人旅の話を吹聴したりするから、どうも「旅」ならお前がやれ、ということでヤレヤレ。
いつまでも青年ではないのですよね。

今思えば、ユーラシア大陸を股にかけた、若者の特権でもあったバックパッカー、一人旅も、
実は先輩パッカーたちが切り開いた道、「ヒッピーロード」をそのまま旅したに過ぎない、もっと言えば、遠く楼蘭の昔から
隊商たちが交易したシルクロード南路を、そのままトレースしていたに過ぎない・・・と、
最近、思えてくるようになりました。旅仲間で情報交換した安宿や食べ物屋、ローカルバスのルートや治安情報、
観光ルート、大麻の溜まり場、ヒッピーのコロニーなど、ただ教えられ、それをまた誰かに引き継ぐ。
だから、言い換えればすでにお膳立てされた「ヒッピーロード」をたどり、それが一人旅だと錯覚していたのだ・・・と。

当時、一歩、ヒッピーロードから道を外れたら、そこは現地民しかいない未知の世界であり、
足を踏みいれたらもう二度と戻ってはこれない恐怖を感じました。それほど、日本や欧米の世界と、
あらゆる面で価値観が隔絶していました。だから現地で知り合った人の案内とかでしかその迷宮の中には入らなっかった。
地方都市とかは完全にそうでしたね。

本来の冒険的な旅であれば、それこそ、そんな領域への挑戦が本当の一人旅といえるのですが、
そうはしなかった。物価の安い地域でのんびり逗留し、ハッシッシ(大麻)を吸ったり、フリーセックスを伴った
東洋思想?に溺れたり、ヨガや瞑想に耽ったり、日長、ゴアやプーリーの海で円座を組み、歌ったり踊ったり、
ひたすら自由なるものを謳歌していた。それが何物にも縛られないヒッピーの生き方と思っていました。

それが今の団塊の世代にあたる。
私はその一つ後の世代、ヒッピー世代の最後期にあたります。
ヒッピー的な考えの人はいまもいる。
しかし、時代のムーブメントとしてのヒッピー文化は終わっています。

かつてはヒッピーたちも踏み入れず隔絶していた西南アジア、インド亜大陸の内奥地域、
それも今やネットや携帯、SNS情報が世界を駆け巡り、その壁を崩している。
隣に座った人物がISやテロリストだったりする。
今は、海外への一人旅は気楽なものではなくなっている。
情報の発達と危険との隣り合わせ、なんと皮肉なことだろう。

単純に海外の旅を楽しみたかったら、団体ツアーに参加するのが手っ取り早い。
添乗員、現地のガイドさんがいろんな所へ案内し、いやというほどその国のことを話してくれます。
だから短期間で情報通になり旅を楽しめる。

情報量からいったら一人旅の方がずっとか少ない。ガイドが付くわけでもないし。
それでも、たとえ「ヒッピーロード」を疑似的に一人旅した、と言われようとも、やはり青春時代に
海外を長期にわたって旅した記憶は今も甘美な思いが去来します。
その後の人生に影響した「私だけの価値観」を与えてくれたからです。
たとえ、その価値観が、「生きるのが下手」なものであっても心の財産に変わりはなく。

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『小品集 市電のある街』

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★ ポケットは しまい忘れる 所なの そんな戯言を 君に言われて  

ポケットにしまい忘れて、後で気が付いてポケットから出した時、二重に嬉しいときがある。
危うくなくしたかもしれないのに、しっかりポケットが受け止め忘れていてくれたことが嬉しいからだ。それがポケットの隠れた役割?そんなこと言えば「戯言」と言葉が返ってくるのは当たりまえか・・・

★ エチケット という名のオルゴール しみじみと トイレで耳を 傾け
       る日のあり


音楽でない音楽、それがトイレのオルゴール。トイレの音隠しだ。でも、それがたまに、吸い込まれるように音楽として
耳を傾けるときがある。その日はなにかあった? と、自問自答していたら思った。 そうだよ、最初から音楽だったんだよ。


★ タイトル戦 2ラウンドKOで 湧く場内 延びるPK戦と 時差のない夜

ボクシング

可笑しなもので、ボクシングのチャンピオン戦で一応12回戦まで放送枠を用意していても二回であっさりKO勝ちしてしまうときも
案外ある。 チャンピオンを応援していた観客は大喜びだ。あっけなくKOで勝てば勝つほど興奮は増す。ボクシング好きじゃないの? 
もっと観戦したいんじゃないの? いや時間なんて関係ない。一方のサッカーワールドカップ予選ではPK戦に持ち込まれ、選手も最後の力を振り絞っている。こちらは長時間だ。短時間で勝利を収めても、長時間でもファンにとってはただ嬉しい。そこには時間の時差はない。



★ 理髪店 顔に被せた 蒸タオル 透ける明りは 繭の中に似て


繭


たまに熱いときもある髭剃り前の蒸しタオル。理髪師さんが「熱くないですか?」と聞いてきても、「熱いよ」と言ったことはない。
でも、たまに適温でとても気持ちいいときがある。そんなときは天井を見上げる余裕が出てくる。もちろん、天井は見えないけど、
ボンボリのような明るさだけは伝ってくる。そして、その明るさのなかで揺籃する自分の心がいる。繭の心だ。


★ 夕暮れ レールの上を カタコトと ベビーカーが揺れる 市電のある街

ベビーカー

その慣れてないベビーカーを押しているのは、最近、他所から引っ越してきた若い奥さんだろうか?
きっと市電のある街に住んだことがないから、市電のレールにカタコトと揺られてしまうのかな?赤ちゃんはいい迷惑かも。
でも赤ちゃんも、きっと市電のある街に慣れたころ、一人前の若者に成長していることだろう。


★ てんとう虫 なぜに切り株に しがみ付く 草でも木でもなく 
       その小さき芽に

てんとう虫

てんとう虫は、さがせば幾らでもいる。初夏、雨上がり、とても艶やかなおてんとうを見せてくれる。旺盛な夏は
切り株にも芽がどんどん出てくる。そんな一味違った芽はてんとう虫にとっても美味しいのかな?タケノコを食べるような気分。
こればかりはてんとう虫に聞いてみなければわからない。ところでてんとう虫の好物って何だっけ?


★ いつのまにか 猫はいなくなり また戻る 柔らかきソファーは 万年の床 

猫と言えばソファー、気持ちよく寝ている。そして、しばらく席を外して、ふらふらと戻ってきてソファーの上で丸くなって寝ている。
万年床とはよく言ったものだ。人の万年床は最悪だけど、猫に万年床は似合う。

猫とソファ





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2017年5月8日更新

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寝つきの悪い夜は、いにしえの京を想いながら寝ます。すると鼓の音のように京の日々歳々が甦ってきます。・・・浅き夢みし男のブログ語りです。

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