3D京都

いにしえの京都を3Dで再現します。短歌、史話、公家さんも書きます。

Category [ 建築全般 ] 記事一覧

京都御所の六門と築地塀を作りました ①その前に

今回、京都御所の六門と築地塀を作りましたが、その前に、3Dで作る際に幾つか気づいたことや発見?というか実は後の祭り的ヘマや失敗の自己弁護用予防線として書きました。ですから、ここに書きました事を前提に、その②で、一気に3DCGを掲載しますのでどうか「また、やらかしたか」と思わず温かい眼でみていただけるとありがたいです 笑。さて、後の祭りの最大の案件からいきます。まず写真を見てください。御所の南に位置する正...

方広寺大仏殿の丸瓦について

読者の方から、「方廣寺 大仏殿、と書かれた巨大な丸瓦を手に入れたが、本物でしょうか?当時の大仏殿の最大の丸瓦はどれぐらいだったと推測されるのでしょうか? 分かるようであれば、ご教授ください」との問い合わせコメントを頂きました。残念ながら方広寺の瓦の史料については持ち合わせていません。ご依頼に添えず申し訳ありません。ただ、手元に昭和55年に刊行された「東大寺金堂(大仏殿)修理工事報告書」がありまして、そ...

京都盆地をリニューアルしました。

久し振り、京都盆地の3D地形の色直しをしました。これからもっと有効に活かそうと思いまして。あくまで、仮想空間ですけど、東西16キロ、南北20キロの範囲で実寸大で作ってあります。ですから建物を配置した場合でも、見た目の遠近感は出てくるとと思います。地形の凹凸はポリゴンが粗目なのであまり滑らかではありませんが、それでも前よりかは良くなっているかな。田園風景、それらを縁取る緑のテクスチャ(模様)は実はバングラ...

YouTubeに古代出雲大社神殿をアップしました。

YouTubeに古代出雲大社神殿をアップしました。久し振りの動画ですが見てやってください。神代が終わって人間の時代になろうとした上古、神殿の高さは32丈、96mもあったと伝わっていますが、その姿形はわかっておりません。幻の神殿なのです。ピラミッドのパクリと思われるかもしれませんが、そうではありません。古代文明の黎明期にとって、そのピラミッドは神と人を繋ぐ共通の装置だったのです。エジプトのピラミッド、メソポタ...

古代出雲大社神殿を復元してみた その弐

寒いですね!北海道では玉突き事故で100台もの車が立ち往生したとか。たまに観光に訪れる分には素晴らしい北の大地ですが、現地の方にはたいへんな苦労ですね。怪我された方は少しでも早く快方されるよう陰ながらお祈り申し上げます。昨年、自宅に植えたイロハモミジの紅葉を心待ちにしていましたが、いざ晩秋を迎え色づいて真っ赤に染まったのですが、どこか「京都のモミジ」とは違う。そう、鮮やかさがなく少しくすんだ感じ・・...

古代出雲大社神殿を復元してみた その壱

前回、出雲の旅の縁もあって中古(平安時代)に高さ16丈(48m)にも達する高層の神殿が存在したことを裏付ける巨大な柱穴と柱の痕跡が発見され、俄に現実性を帯びたことから大林組が初めてその神殿を復元、ブログにも復元したイラスト図を紹介しました。(クリックすると拡大します)大林組の高さ16丈(48m)のCG復元図宇豆柱として大社境内に復元されている宇豆柱。発掘された宇豆柱(古代出雲歴史博物館)実際に大林組の復元図にも...

桃林荘と板ガラス

私事ですみませんが、つい先週、東京の明治神宮で娘の結婚式がありました。ここは、灯篭を撮ろうと構えていたら、盗撮犯?と間違えられ、その女性(中年)から無理やりカメラの写真をチェックされるという目に合わされた地。また、何かあったら大変と、「もう明治神宮も見納めだなぁ」と思ってた矢先、何と娘からここで挙式を挙げると言ってきた。「ここで式を挙げると拝殿周囲を何回も花嫁行列するので写真パチパチ撮られて早い話、...

古代出雲大社本殿を想像してみた。

夏に山陰地方を旅し出雲大社にも参拝しました。本殿は神社建築としては全国でも最大規模を誇ります。(以下、写真をクリックすると拡大します)近年、その大社境内からスギの大木3本を鉄の輪で一組にした棟持柱(宇豆柱)が3本発見されました。宇豆柱(古代出雲歴史博物館から引用)。直径が最大で約6mもある柱穴には、大きな石がぎっしりと積み込まれ、世界にも例のない掘立柱の地下構造も明らかになりました。柱の配置や構造は、出雲...

どうも仏塔の比較図が人気あるらしい。

今月に入っての2日の日曜日あたりから当ブログのアクセス数が急に増えてきました。多い時には一日で230PVほどのアクセスがありました。このアクセス数は同じ人が一日何度でもアクセスしても、あくまで一日/一回しかカウントされません。ブログ右カラム下にあるfc2カウンターですけど、時差等の関係もありますが、実質のアクセス数は同Fc2カウンター数よりも1.4~1.8程多いですね。ですから今週は日に200人以上の方が来訪され...

「京都御所」というシームレスな存在

今日は京都御所について書いてみたいと思います。最近の報道によると、京都御所の一般公開を通年化する。また桂離宮や修学院離宮についても検討中とのこと。すでに京都迎賓館は決まったようですね。何というか喜ばしいですね。いままで京都へ行っても、その中心である御所を参観できるのが、年に二回のみでしたからね。ただ観光客が増えるからその分防犯とか大事になってきますね。さて、今回の記事「京都御所というシームレスな存...

家を三度建ててわかったこと・・・其ノ二

家を三度建ててわかったこと・・・其ノ二ということで、今回、建てて頂いてる棟梁(社長)に改めてインタビュー?しました。若き頃の記者魂?が蘇るようです。お話を聞くにあたっては、あらかじめ質問事項をピックアップしておけば良かったのですが、ぶっつけ本番であらぬ方向に話が飛び、何を聞きたかったのか?まとまりのない内容になってしまいました。それでも、棟梁からいろんなことが聞けて楽しかったです。その棟梁はずっと...

家を三度建ててわかったこと・・・其ノ一

前、ブログで実家(本宅)の家のリフォームをする算段だったのが、家が傷みすぎて建築確認申請も通らず、結局、新築にした、と書きましたが、今、その真っ只中です。今回は会社の顧問をされている方から紹介された工務店だったので相見積もとることなく、そのままそこで建てることなりました。地元の小さな個人工務店ですが、そこの社長(棟梁)さんと出会い、建築・家造りについて裏も表も率直に語られ、とても勉強になりました。...

塀の文化

塀とは何だろう?それは公の場、公道からプライベート空間を仕切る壁、防犯上、施設、家族を守る防壁。隣家との境界の壁、聖と俗を仕切る宗教的な壁、等々の意味合いがあると思いますが、それだけでなく、たとえば、京都・奈良の社寺の塀、萩や金沢の武家屋敷街の塀に見られるような、けっして機能性だけでなく、美しい意匠、かつ経年美を経た塀が心を和ませ、風情を感じさせる・・・そんな無形の美も塀には見出されます。小屋根を...

後悔した家づくり

※ 事情により室内の写真及び間取り図は削除いたしました。テキストのみで申し訳ありません。理想の家を建てるには、三度、建ててみないと実現しない?と、よく言われることですが、今回は、自分自身の「建てて後悔した家づくり」について、とくに間取りから愚痴ってみたいと思います。「後悔しない家づくり」。そんなタイトルの本を確か読んで参考にしたはずだけど、いざ建ててみれば・・・後悔した家・・・・パロディ? になっ...

内裏の正殿・紫宸殿の変遷

今回、金閣北山第の3D製作するにあたって金閣の次に同第の正殿、天皇を迎えるための宸殿(紫宸殿)作りに取り掛かっている訳ですが、では当時、義満の室町時代、どんな規模、形をしていたのか?いまいちよく分からなかったので、平安時代から室町、幕末、現在の御所・紫宸殿まで資料を集め自分なりの北山第宸殿を考えてみました。現在、残っている遺構で見ますと、(幕末・安政二年、一八五五年造営の紫宸殿)そして、慶長度造営...

日本の楼閣の起源はいつだろう?

今回、金閣・北山第の3D再現(宇治上神社から金閣に飛んでしまってすみません。ムラキなもんで・・・)をしようと思って関連本・資料など読み漁っているうち、金閣に代表される日本の楼閣建築の起源・流れはどうだったんだろう?、 という興味がフツフツと湧いてきて、上記、タイトル「日本の楼閣の起源はいつだろう?」となった次第です。 ところで、まったく関係ないのですが、 先ほど、金閣関連の本云々と書きましたが、書斎(っ...

お公家さんの家の玄関を作ってみました。

先回は唐波風の玄関・車寄せ(名古屋城本丸御殿)を作りましたが、今日は、「むくり屋根」のいかにもお公家さんが好きそうな風雅というか、数奇屋風というか、そんな感じの玄関を作ってみました。しかも新築タイプと経年タイプ?の二種類です。 前、記述で「むくり屋根」についてご説明しましたが、文章よりもイラストの方がわかりやすいと思い図をアップしますね。 このイラストは、滋賀県犬上郡多賀町にある工務店「株式会社 マル...

向唐門を製作してみました。

以前、唐破風が側面にある平唐門(ひらからもん)を作ってみましたが、今回は唐破風が正面にある向唐門(むこうからもん)を作ることにしました。 現在は、公家・清閑寺家屋敷の3D製作の途中ですが、どうしても向唐門が作りたくなって製作することにしました。 ちなみに、唐破風のカーブは時代がさがるほど急になっているということです。唐門とは、要するに屋根に唐破風(からはふ)を持つ門のことです。前も述べましたが、遺構と...

長屋門、塀重門、塀など作ってみました。

公家の清閑寺家邸を今、製作していますが、その過程で必要な建築パーツが幾つか出来上がりました。以前、製作したものもありますが、まだ、初期品で観賞に耐えない?ということで作り直したものです。 今回は長屋門をメインに作りました。 今も日本全国にたくさんの長屋門が残っていますが、逆に多すぎて建築史でもあまり取り上げられることはありません。大工さんの建築図例集にも、長屋門はほとんど載ってません。宮大工系の工務...

門尽くしですみません。

先々回のブログで確か平唐門を取り上げたと思いますけど、今回も幾つか門の紹介です。もちろん、「3D京都」の名折れ?にならいように3Dもちゃんと作りました。出来不出来は?ですけど。 ということで、今日、紹介するのは四足門と薬医門です。 これも鳥羽離宮の目立たないキャラクターですけど、人間、門を潜らなければ家に入れない、ということで、今回、取り上げました。御所の正門が唐門であるならば、別の通用口や寺院、公...

霊峰・富士山には六角堂が似合う?

みなさん、こんにちは。急に寒くなってきましたね。 気象庁の長期予想でも当初の予報より今冬は寒くなるとのこと。寒いの嫌だし暑いのも嫌だし、考えてみると本当に快適なシーズンで少ないかもです。 さて、鳥羽離宮ですが、第二期のパノラマビューを目指して鋭意、建設?を進めています。 今回は六角堂と三間四面堂です。お寺の主役ではないけど、無くては、それはそれで困る・・。そんな存在かもしれません。 後、もう一つ長~い...

唐門は唐門だけど日本なんです。

今夜は唐門を取り上げてみたいと思います。しかも平唐門という唐門の初期のタイプ。 どんな門かというと、 唐破風(弓を横にしたような形をし、中央が高く、左右になだらかに流れる曲線をもつもの)の門で、唐破風が正面にあるものを向かい唐門または向こう唐門といい、唐破風が側面にあるものを平唐門(ひらからもん)と言うんだそうです。今回はこの平唐門を取り上げる訳です。 と言うのも、現在、鳥羽離宮を3Dで製作した中で、...

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梅村京一朗

Author:梅村京一朗
(けいいちろう)、
寝つきの悪い夜は、いにしえの京を想いながら寝ます。すると鼓の音のように京の日々歳々が甦ってきます。・・・浅き夢みし男のブログ語りです。

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2017/12/25日までのトータルアクセス数(一人一日一回のみカウント)は11万近くありました。最近はSSL等の影響でfc2のカウント数と実際の解析によるアクセス数の乖離が大きくなっています。日によりfc2の2~3倍が正味カウント数となっています。2018年を迎えたら、さらに2.5~6倍もの開きになっています。キーワード検索も表示ゼロで、どんな記事、内容に関心があるのか?こちらでも把握できていません。良い記事を書くための参考にしたいのですが・・・残念です。とりあえず現況をお伝えしました。