3D京都

いにしえの京都を3DCGで再現します。史話、短歌も詠みます。

Category [ 幕末・明治維新 1853年⇒ ] 記事一覧

新選組のまぼろしの本営・不動堂村屯所を想像復元してみる その(二)

少し前、ビデオリサーチというところから突然電話がありアンケート調査に協力してください、とのお願いがありました。あぁ、あのテレビ視聴率の会社ね。多少、好奇心もあって「あぁ、いいですよ」と承諾しましたが・・・さっそく調査資料が届き、見たらその大判の分厚いデカい封筒にビックリ!一瞬、後ずさりし、とりえあず後でまた中身見ようと思っていたら、電話がけたたましく鳴り催促のお願い、また数日たって督促。まるで最後...

新選組のまぼろしの本営・不動堂村屯所を想像復元してみる その(一)

新選組といえば知らぬ人はいないほど、歴史上の人物(集団)のなかでも大人気を誇っています。なぜに好きかと言えば、一歩間違えれば単なる人殺し集団、強請タカリの愚連隊になるところを、幕末の時世、幕府の汚れ仕事を一身に受け、諸藩が官軍に靡くなか最後まで幕府に殉じた姿。また、近藤勇や土方歳三、沖田総司、斎藤一など魅力的な登場人物たち、それに山南敬助の悲恋など隊士たちの人情話、はたまた、池田屋事件の凄惨を極めた...

薩長同盟の締結地・近衛家別邸「御花畑」の場所がわかった!

現在、九条家のお屋敷の3Dを制作中ですが、まだしばらくかかりそうです。指図に基づいてますが、あくまで平面図なので屋根の仕様をどうするか?また、指図の寸法も今でいう手書きの下書きレベルのもので、柱間数だけ表記され柱間の具体的な寸法はわからない・・・他の資料等参考に今、中心である寝殿を基準に屋根からもう一度作り直しています。さて、今日は水曜なので別の記事をアップします。題して、薩長同盟の締結地・近衛家...

近代、日本はなぜ江戸を捨てたのか?

何も深い意味はなく、急に秋めいた季節柄、幕末・文明開化の頃を、ふと思案してみました。何から書いていいのか筋立てもないですが思いつくまま書きます。私は建築が好きで、とくに素材を生かし、伝統的な装飾と様式を施した明治以前の古建築が好きです。明治になって日本の従来の建築(社寺や民家は除く)は欧化政策のもと、急速に西欧風に変わっていきました。明治初期の東京の旧大名邸の古写真など見ると、漆喰と鎧板壁・窓格子な...

明治維新、京都の諸藩邸はどこに消えてしまったんだろう?

今、「八重の桜」でさかんに会津だ、薩摩だ、長州・土佐だと京都各藩の藩邸が画面や、あるいはセリフの中で出ていますが、当時、御用屋敷(単純な取次ぎ所)も含めて200藩ほど、正式な藩邸クラスでなら100ほどの藩邸が京にひしめいていたといいますが、それら多くの藩邸は明治になってから忽然と消えてしまいました。 今日、明確に藩邸遺構と思われる建物は京都にはゼロ!。一つある平安神宮のそばの旧京都守護職の屋敷門も正確には...

再考 「坂本龍馬暗殺の黒幕は誰か?」 後編

前編の最後部分で「龍馬と親しかった佐々木高行が宴会の席で龍馬が酔いに任せて言った一言が、後の暗殺に繋がったのではないか?と思われる節があるのです。」と書きましたが、 その佐々木高行と龍馬が親しくなったきっかけの一つがイカルス号水夫殺人事件です。 同事件は、慶応3年(1867)7月6日深夜、長崎の花街、遊女屋引田屋の裏路地で、英国軍艦イカルス号の水夫、ロバート・フォードと、ジョン・ホッチングスが殺害された事...

再考 「坂本龍馬暗殺の黒幕は誰か?」 前編

実は高杉晋作はなぜ、「NHKの大河ドラマで主役として取り上げられないのか?」 その理由を書いてみたいと思っていたのですが、 高杉のことを調べるうち、高杉と同様に、まるで役割を終えて彗星のごとく去っていった坂本龍馬の暗殺の謎がどうにも気になって調べてみました。 (坂本龍馬) そしたら、共に暗殺された中岡新太郎の黒幕説まで飛び出しているなど、諸説・混乱していることを知りました。 (中岡慎太郎)それら各黒幕...

二条城本丸御殿の車寄せ(玄関)を作ってみました。

今、塀フェチに凝っています。あれこれ、20塀ほど作ったかな? というのも、昔のお屋敷にとって塀はいろんな意味で欠かせない建築パーツでしたからね。身分の上下から、公家、武士、町屋、庄屋と、それらの階級に従って様々な塀が作られました。 日本建築にとって屋敷を取り巻く塀はステータスとともに低い家並に一定のアウトラインを引く水平志向の美しさがあります。同じ塀といってもコンクリートブロックだとガックリですけど。...

幸せな「 i f 」-禁門の変と京唐紙

歴史に「if」は禁物といいますが、「もし、残っていなければ・・・どうなっていただろう?」と、こんなifは幸せなifですよね。宇治の平等院鳳凰堂や姫路城、二条城二の丸御殿、京都御所など、そんな建物の一つです。不思議と、歴史には各時代、各分野を代表する唯一の存在・・・そんな残り方が意外と多いですが、偶然と思ってきたことが、実は、その裏に残すための先人の血の滲むような努力があったと思います。 きょうも、...

入江家について

読者の方から公家の入江家についても、その様子などわかったら知りたい旨のリクエストがあったのでブログ経由でお応えしたいと思います。 結果から先に申しますと、「華族建家坪数控」には入江家は載っていませんでした。ですからせっかくのリクエストですが十分なお答えができず申し訳ありませんでした。 「華族建家坪数控」についてですが京都府総合資料館から一式複写で資料を送付してもらいましたが、そのなかには紙面の関係で...

お宅にも程がある!? その(四)

「お宅にも程がある!?」 もとうとう第四回目を数えてしまいました。シリーズ化する類のものではないのですが、つい、他家の台所を見たくなってしまうような・・・そんなお宅趣味が高じてしまいました。今回が最後ですので、今しばらくお付き合い願いますね。 では、まず庭田家から。一昨年、NHKの大河で篤姫を放映してましたよね。そのとき皇女・和宮に京から付き従ったきた御付の女房が確か庭田家の出身だったと記憶してい...

お宅にも程がある!? その(三)

お宅にも程がある・・・その三で終わる予定でしたが残る未掲載の公家を数えたら13家ほどあったのでその(四)までいきます。それまでよろしくお付き合いくださいませ(笑)。 さて、その(三)の冒頭を飾るのは、山科家です。同家は明治維新で多くの公家が東京へ移っていたあとも、冷泉家とともに京都に残った数少ない公家です。(諸般の事情によりその後京都に戻った公家は三十数家あるそうです)。 同家は、羽林家の家格を有する公家...

お宅にも程がある!? その(二)

前回に引き続き「お宅にも程がある」編です。 今回はまず、久我家から。同家は村上源氏(中院流)の総本家にあたります。公家としては清華家、摂家に次ぐ家格ですね。江戸期700石の家禄を有し、明治以後、華族としては侯爵を授けられたました。いわば堂上源氏の名門ですね。戦国期の前など足利家と源氏の氏の長者を争ったほどです。戦前からの女優の久我美子は同家の出身のお姫様です。 久我家が明治維新までに輩出した公卿の数は3...

お宅にも程がある!? その(一)

京都府総合資料館には多くの古文書や幕末・明治の行政文書が保存されていますが、今回は一つお公家さんに関わる明治初年の京都府(当時)の行政文書をご紹介します。 その文書は明治4年11月の日付がある「華族建家坪数控」という文書です。いわば当時、維新なったばかりの京都のお公家さんたちの家屋敷や土地といった所有する不動産の届出文書です。翌5年には版籍奉還が実行されましたから、それに絡んだ提出だと思います。 なぁんだ...

幕末、京都は高層建築ラッシュだった!?

江戸期・慶安二年(1649)の幕府による三階建て禁止令により、原則、それ以降三階建ては、武家屋敷、町屋共に建てられなくなりました。京では本二階さえも通りに面しては建てなくなりました(これは町組による自主規制、ただし、通りから入った裏手には本二階を建てていた)。ちなみに屋根の低い厨子二階といわれる京独自の低い統一した町並みは、一つには町衆の大火の後の建設予算の節約の為そうなった側面があると言われています。で...

京都御所の移り変わり

京都御所へ行くと何ともいえない清浄感に満たされます。そこで今回は御所の変遷について写真を交え書きたいと思います。御所は春と秋の年二回一般公開されますが、奥にある皇后宮御殿、さらにその奥の飛香舎が公開されることはありません。しかし、その飛香舎こそ平安の古制を一番残しているといわれる場所です。飛香舎(ひぎょうしゃ)は、平安内裏の後宮の七殿五舎のうちの一つで、清涼殿の北西に隣り合った位置にあったことから...

哀しからずや冷泉為恭

哀しからずや冷泉為恭、為恭の事を思うと、悲しくて、哀しくて、愛しくて、かなしくて、いろんな思いが交錯します。自分も公家好きだけあって、ちょっと人事には思えません・・・そこで今日は先回ご紹介できなかった作品の数々をアップしますね。参考資料はいずれも岡崎市美術博物館刊の「冷泉為恭展 幕末やまと絵夢花火」です。この展示会には同館の学芸員・杉山明美さんが奔走されたそうで改めてありがとうございます。裏方ここ...

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たまに短歌

2016年12月7日更新

※ 短歌集はカテゴリー欄にあります。

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梅村京一朗

Author:梅村京一朗
(けいいちろう)、
寝つきの悪い夜は、いにしえの京を想いながら寝ます。すると鼓の音のように京の日々歳々が甦ってきます。・・・浅き夢みし男のブログ語りです。

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