3D京都

いにしえの京都を3DCGで再現します。史話、短歌も詠みます。

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インスタやるとAHOになる??

しばらく3D制作をサボっていたので今、新しい作品に取り掛かっています。前、新選組の最後の本営・不動堂村屯所の間取り図を作成、さあ、これから3Dで立体化・・・・というところで止まったまま。結構な制作日数がかかる予感がして怖気づいて結局そのまま放置状態で今日を迎えました。相変わらずの怠け者です。いずれ、作って完成させる予定ですが、今回は先にコンパクトな亭閣を一つ制作開始しました。何を?、と問われても申し上げられません。また、言っただけで未完成・・・・になったらブログを見て頂いて方に会わせる顔がありませんから・・・。

と、このような3D制作の現場レポートでした 笑。

さて、インスタ? インスタントラーメンの略称?などと、書くと低レベルな「オヤジギャグ」になってしまいますが、
正式にはInstagram(インスタグラム)、略してインスタ。昨日の昨日まで「インスタ?はぁ?」状態でしたが、ちょうど、志村けんの〇珍事件がインスタ上で発生という事案をネットで見聞きして初めてその「インスタ」なるものの名前を知って、どうやら写真がメインのSNSらしい、とその存在を薄っすらと知った次第です。


インスタロゴ2


で、先日、とある起業家たちの勉強会があって、僕(ここだけ僕)も何となく末席で参加しました。
そのとき、プロのアフェリエイターの方の講話もあって傾聴しました。アフェリエイト自体は一応、私のブログにもアマゾンの購入広告
が貼り付けてありますが、実態はお飾りで私のブログ経由でアマゾン商品など買われた実績などゼロです。そんな私からみると、そのアフェリエイターの方の月収はなんと60万! 信じられない!そもそもアフェリエーター専門で食っている人に会うのも初めて、名刺にも「アフェリエーター」の文字や躍っている。まだ、若い方ですよ。

その方によれば、自分のサイトが「いかに知られるか」そのことだけに集中する、と言われてましたが、確かに言われる通りで、その観点からみれば私のブログなど一定の興味を持った方しか見ないからまぁ門外漢そのものですけど。普通のブログですと、ランキングなどのアイコンを押して頂けるととても嬉しいわけですが、アフェリエーターさんのサイトでは、逆にそれはマイナス。そんなことより、ひたすら広告だけををクリックしてもらって、1クリックいくら?の世界に集中する訳です。

で、そのアクセスを集中するためには検索のキーワードと非リンクが重要とのこと。
google、yahooあたりで年間の検索数は2兆回以上にも及ぶとのこと。一秒あたり6万回ですね。で、その膨大な検索数についてgoogleなどのトップページ10に入るようなキーワードを見つけ、いかに自分のアフェリエイトサイトに誘導してゆくか? そのへんの手法がいわゆるSEOなるものだそうです。じゃ、どんなキーワードが広告に引っかかる? そこでツールとなるものがgoogleで出ている無料(今は停止状態かも)のキーワードプランナーやGoogle アナリティクス、Search Comsoleなどの使って広告の投資収益率や、その要となるキーワードやコンテンツを把握、そしてそれを自分のサイトに反映させる。すると、月200万PV(ウェブサイト内の特定のページが開かれた回数を表す)で月収60万とのこと。

へぇ、とため息ついて聞いてましたが、正直、それで稼ぐよりも、金にならないことでも、自分のブログを通して情報発信する。それが何らかの形で世の中の役に立つ。そっちの方がいいなと思いましたけどね。

で、肝心のインスタですけど、そのアフェリエーターの方から宣伝媒体の一つとして話に出て、インスタがどんなものか実際に見せてもらった訳です。やっと、ここからインスタ書き始めます。相変わらず起承転結の苦手な八方飛びの私目です。

インスタは最近、人気が出てきた写真に特化したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略)で、とくに若い世代の女性に人気があるとのこと。ただしツイッターのような拡散性はない。彼女らからすれば、もうフェイスブックは古い、30代以上のおじさん?たちが使うもの。彼女たちは見たいタグで検索され出てくる写真を見て「綺麗!」とか「カワイイ!」とか、楽しんでいるらしい。

フェイスブックが本名を証し実際に知っている仲間同士のツールとすればツイッターは匿名で自由に拡散できる。ただし書き込みは140文字まで。これじゃ、挨拶ぐらいしか書けない。

それがインスタになって、さらに書き込みが減り、もう完全なる写真の世界、イメージの世界。そこには書き込み・文章が入り込むスペースはなく、感嘆詞、形容詞だけがひたすらSNS上を駆け巡る。もう究極のSNSの世界なのか?

私は本が好きで若い時は小説や哲学書などいろいろ読んだ。ある夜はドストエフスキーの「罪と罰」を徹夜して読み、朝を迎えたら感動の涙にむせび泣きした(ちょっとオーバーかな)こともある。だから、その時の言葉、語彙の蓄積があるのか、今でも、たまに短歌を作るとき、文章を書くとき、自然と、そこの箇所に合った語彙や文体がスッと浮かんできたりする。それは物事の把握やコミュニケーション作り、時に冗句と話題作り、ビジネスやいろんな場面での発想力にも役立つ。

それが、先に写真ありき、だとどうなんだろう?一番いいのは記憶・記録性のあるアナログ的な紙媒体から得た知識、ネットから得たテキスト文でも、電子書籍でもいい、それらの複合的な言葉とそこから得た感性と、それを具現化したイメージとしての写真。それらが、ない交ぜになったとき、人間はもっといろんな表現ができる。パフォーマンスの源泉になるのでは? と思っている訳ですが。

などと、つらつら書いていますが、タイトル通り、インスタは見るだけだからAHOになる?? とは書きましたが、正直、今後インスタがどう変貌を遂げていくのかわからない。若い世代は柔軟だから、その場に合ったフェイスブックやツィッター、ラインなどを器用に使い分けていくんだろうなぁ、だから余計な心配もいらないとも思う。
ただ、私のような中高年の世代からみたら、「興味あることを書き込んで、イメージした写真を見る、写真から得た感想を文章に書き込む、このやり取りが好きですね。

SNSでは気持ちの丈だけ書けない、残せない。それが寂しいのですよ。


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梅村京一朗短歌集 世界の「サクラ化」

短歌の記事を書こうと思っていたら、桜も葉桜になって散ってしまいました。
今は少し目を上にして残りの山桜を見上げ嘆賞しています。不思議なもので、普段、猥雑に立っている電柱や広告、アンバランスな家並みも桜の時期は全然気になりません。桜の満開の時期はどこでも絵になる不思議な日本の春です。

その桜ですけど、ニュースによれば最近は海外からの桜の花見を目的に訪れる外国人観光客も増えているとか。各旅行会社の呼び込みもあると思いますが、それだけではない気もしてきます。何で増えたのかなぁ?と疑問も芽生えてきました。海外での桜といえば、あの日米修好の記念として、1912年3月27日に日本の東京市長であった尾崎行雄からワシントンに寄贈され、約3000本の桜がワシントンD.C.のポトマック河畔に植えられた故事を思い出します。その後、ポトマック河畔にはさらに多くの桜が植えられ、今では全米に知られる春の「桜まつり」祭りとして何十万もの花見客が集まるほどにもなっています。

このポトマック河畔の桜は海外でも珍しいものとされてきましたが、今は各国にも植えられ、桜を眺める、花見を楽しむ、そんな風景が徐々に広がっているようです。私の直観ですが、これは世界の「桜化(サクラ化)」ではないかと、ふと、思われるのです。

今、世界は民族紛争や移民問題、多くの殺戮とした状況を抱えています。そんななかで、桜の持つ美しさ、儚さが心の情緒として、癒しとして、改めて目を向けられている気もします。「もう争う気もなくなる」と。


★ トンネルの 中で少女は 立ち止まり 父を振り向いて また駆けて行く


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のどかな日和、若い夫婦が子連れで散歩していた。下の子はとても小さくベビーカーはまるで止まっているかのようだ。
遊びたい盛りの上の子はずっと先を行っている。それを父親が追いながら見守っている。
小さなトンネルがあって、その上の子の少女は中へ入っていき、暗がりになると少女はそこで止まった。
怖いのだよね。少女は振り返り父の存在を知ると、また前を駆け小さくなっていった。


★ 電線に 枯れ木の擦れて 軋む音 冬の青空に 爪は痛しき


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電線に擦れる音とは聞きたくないよ。錆びたバイオリンの絃はいやだよ。それでも冬は揺さぶりをやめない。
空に向けて「爪が痛くなりそうで堪らないよ!」と叫んでも自然のなかでは無力だ。


★ 手袋よ 脱げば軽々と 床に落つ 一年経てば また手に帰ってくる




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大層な膨らみを持った手袋も家に帰って脱ぐと軽くなって床へ落ちてしまう。手あってこその手袋だ。
そんなことを呟きながら、また次の冬、手にはめると、手袋あっての「手」だと、その存在の温もりに気が付いてしまうのだ。


★ 石清水 径をまたいで 水の落つ 湖上の春に さざ波の立ち



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湖畔の散歩道を横切る感じで岩の清水が湖へ流れ落ちる。雨の日の水滴のように小さい。
それでも飛沫があがる、波紋が広がる。春には小さなさざ波が似合う。



★ メガネ店 メガネの似合う 店員の 入社動機を 聞いてみたくなる 



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とてもメガネが良く似合う女性のスタッフに担当してもらった。フレームの調整中も見惚れるように見ていた。
「よきメガネ店によきメガネモデルの販売員」、こんなに素晴らしいコラボは想定外だった。 


★ 飲み物の 最後の〆は やはり水 中座のワイン 後座のコーヒーよりも


たわいもない歌ですが、最後は水が一番美味しいと思う。その為にこそワインは、コーヒーはより甘美でなければならない。


★ 早咲きの 桜の花は うれしくも 満開の下 人知れず散り 



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早咲きの桜を見つけ喜んでいるうち、真打のソメイヨシノのそろい踏みがやってきた。早咲きは葉桜に、そして散っていった。
でも、その早生が桜の到来を告げなければソメイヨシノに焦がれる思いもテンションが低かったかもしれない。   


★ 携帯が 代表番号の 占い師 看板の文字も 消えて久しく 

占い師には名前と携帯番号だけの看板を道端に立てれば商売が成り立つような面もある。無店舗営業だ。
だからか、風のようにある日去って行って、また別の場所で開業する。風来坊と言ったら失礼か・・・
でも、その看板だけが相談者との接点だから、文字の薄れ消えた看板を見ると、なぜか、その所在が気になってしまう。


★ 窓の外 見えない空の 死角から 狐の嫁入りが 降り出してくる



狐の嫁入り
然なるままにさんのブログから「狐の嫁入り」を引用させていただきました。

窓は外を見たり部屋を明るくしたり新鮮な空気を入れるためにある。
しかし、その限られた窓枠からは知る由もない空の行雲がある。
死角だらけの空からいつ狐の嫁入りがきても不思議ではないのだ。
★ 海苔を食べ いくら食べても 底のない ただ磯の香りが  遠く海を呼ぶ



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いくら食べても満腹感はない。でも海苔は何かと添えると満腹感を感じる。
近くに何もなく、ただ、ひたすら海苔を食べると次は鼻の出番だ。
確かにホンノリと磯の香がする。何も満たされないある日、私は遠く海の波音がお腹に聞こえてくる気がする。


★ 柚子入りの 蜂蜜越しに 君を見る 連れ添いてきた 歳月は柔らかき 


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暖かいセピアの色を知っているかい?ほら、柚子の養分が蜂蜜に入ると明るくなる。
明るい蜂蜜の瓶ごしに君を見ると柔らかい表情だけが伝わってくる。
過ぎ去った過去は曖昧なものにしよう。さすれば喉のつかえが無くなり歳月は甘美なものとなる。
さぁ、今日も柚子を蜂蜜に入れよう。


★ 寒椿 なぜお前だけ 鮮やかで 風は裸木を こすってゆくのだ


寒椿

寒椿の赤い花が眩しいほど美しい。私もただただ見惚れている。
風は肌を刺すほど冷たい。周りの裸木を遠慮なく吹きぬいていく。

同情ではない、ただ、なぜ、こんなにも風は裸木を鞭のようにこすってゆくのだ。
寒椿との、そのあまりの違いを冬はまざまざと見せつけてくれる。
「風に耐える裸木だけが春に緑なすのだ」と。


★ 春一番 轢かれた音が 木霊する 枯れ木の森を 猫バスの行き

森の道


猫バスとは二番煎じの表現だ。
春一番が吹くと、路上は枯れ木や枝が散乱している。その上を車が踏みつぶしてゆく。
なんとも言えない鈍い音がする。思わず森の中の猫バスに乗って聞こえないどこかへ逃れたい。


★ 向日葵の 季語は夏なれど 冬に咲く 小さき日輪は 菜の花にとけ

冬の向日葵


冬にも向日葵は一回り小さい花を咲かせる。満足に日輪を追っているだろうか?
首が折れはしまいか? と心配していると、なんだ、菜の花畑のなかで黄一色にとけこんでいるではないか!


★ カーテンを 閉めずに目覚めた 窓の辺の 重き滴の 予感するもの 

カーテンを閉めずに寝た朝は部屋も窓も気分も重い。そして窓ガラスを伝わる滴も重い。
重い尽くしのなかで感じる予感も重いのだろか?一発逆転の青空よどうか来てくれ


★ 階段を 上がる音と 降りる音 寝正月の朝  妻は太ったと思う

階段の昇り降りを気にすることなどほとんどない我が家。ただ、寝正月、ごろごろしていることも多い。
だからか、妻の昇り降りが少し重い感じ。言ったら怒られるからブログにこっそり書く。
ただの階段だけど時に違う音階がある。それは何だろう? 多分、鼻歌を歌いながら階段を上がるときだろう。
「なにか良いことあったかい?」。


★ ハシバミの 花はなぜに 緑色 桜に隠れても やがて実は満開に

ハシバミ


ハシバミの花はミドリムシが垂れ下がっている感じでおよそ花には見えない。全然、綺麗ではない。
なに、桜とのこの落差。そんなハシバミに限って桜のそばで咲いていたりする。
でも、満開の桜が散った後、本格的な春になると「待ってました」とばかり鈴なりの果実をつける。ナッツだ。
私もナッツ入りのチョコレートは大好きだ。花をとるか、団子をとるか?どちらか悩んでしまう。自然は上手くできている。



★ 古書店の 本の梱包の 見事さに 見惚れつつも なかなか開けず



古書店


時々、古本をネットで購入する。すると、結構な確率で見事に梱包された本が届く。蟻の入る隙もないほどの密着度だ。
職人芸を感じるが、いざ、梱包を解くのがたいへん。でも解いたときの達成感?もまんざらでもない。実は古本屋さんはそれを狙っているのかも?しれない。丁寧さと、頑固さ、昔ながらの古本屋さんはなぜか懐かしい。


★ 湖岸道 光と影の 彩なしに 吸い込まれてゆく 自分の別がいる

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湖岸の散歩道。歩いていると湖面と岸に迫る木々が光と影の領域に斑模様となる。光をまたぐ?影を踏む?そのどちらでもない世界に私の分身がいる。


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▽コメントリスト

「上皇様」とお呼びしてよろしいですか?

今月6日、天皇陛下の譲位などを検討する政府の有識者会議が、天皇陛下の退位後の称号を「上皇」とする方向で最終的な調整が進められる方向、との報道がありました。
正式には太上天皇、略して上皇さまの尊号は江戸時代の光格上皇以来、ずっと空位のままでしたがこれで、もし平成30年、今上陛下が譲位されたら約二百年振りの「上皇」位の復活です。
まさか、歴史上でしか接することができなかった上皇様を、この目で拝見できる機会が訪れようとは思いもしませんでした。

皇后陛下も同じように上后の尊号になられるとのこと。
正直、ホっとしました。事前の報道では「前天皇」でどうか?という案も出ていて、「それはないだろう!」、あまりに不遜、
外国の賓客とたとえ私的に会われた場合でも逆に相手の方に失礼では」と思っていましたからホッと肩を撫でおろしています。

皇太子殿下が即位された後は、秋篠宮殿下が皇位継承順位一位となられますが、そのときの敬称が秋篠宮のままで、待遇は現在の東宮家並みになるとのこと。呼称については、長年慣れ親しまれてきた経緯から「秋篠宮」のままという。
私個人としては、皇太子もしくは皇太弟を望んでいましたが決定だから仕方ない(見通し)ですが、
なんか皇太弟とかカッコいいじゃないですか?

それと、秋篠宮殿下が皇位継承順位一位になられ、お子様の悠仁親王殿下がその後を継がれる、いわゆる男系継承への
道筋がついたこと自体は喜ばしいのですが、呼称的にも「皇太子」と、より明確で目に見える形にしてほしい、という気持ちがあります。いまだに、一部、政党や勢力、マスコミでは女性宮家を立てることを目指していますが、
これも将来的には女系天皇を立てる伏線、最終的には皇室の乗っ取り、解体を目的にしていると思います。

正直、公務にご熱心な天皇陛下が譲位を発言されたことについて、個人的には少し違和感があります。責任感の強い御方と漏れ伝わっている陛下の真意は?ひょっとして、ご自身の生前中に秋篠宮、そして悠仁親王への天皇位の男系継承の道筋をつけておきたい、とのお考えがあったかもしれません。突然のビデオによるご発言・放映でしたから。

女性宮家の推進論者は、
より安定的な天皇、皇室制度を保つためには女系宮家の創設が必要との論理ですが、もし、そうなれば、女性の内親王様が皇族の血筋でない方と結婚し、かつ、その内親王様が天皇になられたら、そのお子様からは皇統が分かれ、変わりに新たな父系の王朝が成立してしまうことになる。夫殿下が外国人だったら余計ややこしくなる。そんなことは、女系支持者は百も承知でまさに確信犯といってもいいと思います。

皇位の安定を得るためには、旧宮家の復帰、あるいはご子息の養子入り、さらに用心を期すなら皇位継承順位を男系の皇族及び子孫の方を対象に一位から100位までの継承一覧を官報に記載するなどの公的な通知を行う、また更新してゆく。よく旧宮家はいずれも南北朝期まで遡る世襲宮家の伏見宮家から分枝したもので現在の皇室とは血縁が薄く宮家復帰は世間になじまない、無理押しだ、という識者もいますが、大事なことは、いずれも遡れば男系での神武天皇にたどり着くという血統性だと思います。伏見宮家はもう一つの天皇の代位ともいえる世襲王家だったのです。
例えていうならば、徳川家の場合、家康の9男であった義直は尾張徳川家を興します。江戸時代260年間、一度も将軍を輩出していません。それでも徳川家家門の筆頭です。家康の子であるということ、公に徳川御三家として代々認知されてきたからです。

昭和天皇は、旧宮家の皇室離脱の際、いつでも復帰できるよう身を慎みなさい、と言われましたが、
もし復帰できた暁には三日、マスメディアで報道すればまたたくまに国民に周知されると思います。

それにしても、なぜ女系論者は2600年(皇紀)の長きに渡り、ときには断絶の危機にさらされ、まさに箔氷を踏むがごとく男系を守ってきた日本の皇室の伝統と歴史の重みを全然顧みようとしないのだろう?私には「安定的な皇室の維持」の名を借りた皇室解体論者以外の何者でもないと思います。
彼らは日本人なのか?と疑うぐらいです。

よくヨーロッパの王制が引き合いに出され、イギリスでも継承が男女の区別なく長子が継ぐ、という風に変わり、時代は男女の区別、差別のないジェンダーな時代、だから皇室もヨーロッパを見習うべき・・・、みたいな論調がマスコミでよく取り上げられますが、ちょっと待って、

そのヨーロッパ各国の王室、
たとえばイギリスの場合、現在のエリザベス女王に受け継がれるウィンザー家の王朝は、四代前のヴィクトリア女王とその夫であるアルバート公(ドイツのザクセン=コーブルク=ゴータ公エルンスト1世の息子)から始まっています。アルバート公が婿入りした形。しかもドイツ出身で英語も満足に話せなかったといいます。ですから今のウィンザー朝には純粋なイングランド人の血は12分の1しか混じってないと言われ、口さがない一部の国民からは「12分王」と揶揄されたほどです。ちなみに同公の家系からはベルギー、ブルガリア、ポルトガル等の王家も出ています。
つまりヨーロッパの王家はみんな親戚同士で王族であるという条件以外、父系、母系や男系優先とか、そんな血筋的な拘りはあまり重要視してません。だから、日本の皇室と同列視はできないし、また、するべきではないと思います。

戦前、憲法学者の美濃部達吉が主張した天皇機関説(統治権は法人たる国家にあり、天皇はその最高機関として、内閣をはじめとする他の機関からの輔弼(ほひつ)を得ながら統治権を行使するというもの)という統治権の学説がありました。
要は統治の主権者は国家か天皇か?の違いですが、私からすれば、統治以前の考えとして、天皇とは日本皇国が万世につつがなく続くための機関、即ち「永久機関」であるとの思いが強いです。
大東亜戦争において軍民合わせて300万もの尊い犠牲を出したのも、永久機関である天皇をお守りすることが、戦いには負けてもいずれ国家は復興する、との確信があったからだと思います。現実に戦後の日本は奇跡と言われた高度成長を果たし先進国の一翼を担うまでになりました。

国家とは、立法によって? 王制によって、宗教によって?、共和制、民主主義によって? 共産主義によって? あるいは独裁・人治主義による統治?一体、そのどれが理想なのでしょう?
神のような全知全能の統治者がいればそれが一番国民の最大公約数を満たす統治法だと思いますが、現実にはそんな人物はいません。だから消去法で、上記、いろんな統治形態があるわけですが、たとえば、法は破られるから法であり、まとまらないから次善の策が民主主義、という風に妥協の産物の歴史ともいえる。

結局、何らかの人智を越えたもの、人間のそれぞれの自我を越えたもの、その上に立つ存在、権威があって、そのもとに正当な権力、統治が付与される。それが一つの理想だと思います。

日本に限って言うならば、その高貴なる存在は天皇陛下です。

歴史の時間軸を越えた存在だからです。

人間の歴史、営みのなかで何が一番難しいかと言いますと、
それは「途絶えることなき権威と血統の連続性」だと思います。人類の興亡の歴史が証左しています。
物は壊しても再生できる、しかし天皇という、制度ではなく、一系の人間の血でバトンリレーしてきた皇統、権威は、
他に置き換えられる物、制度などないのです。なぜなら、もし、一端断絶したら、また、2600年の時を経ねば新たな皇統の権威は生まれないからです。日本は不変することのない天皇の権威のもとで、これから先も伝統と革新を繰り返し成長してゆくと確信しています。

現行の憲法において、天皇の政治関与はまったくありません。これについて、個人的には一定の政治権限もあってもいいのではと思っています。たとえば、総理大臣が暴走したり国民の信頼を失ったときに、国会議員、国民からの動議を前提としての罷免権の行使、このような何らかの統治上の権限があってもいいと思います。天皇としてのバランサーの行為の役割です。

また、戦後、昭和天皇は「公家華族だけでも残せないか」と言われたことがあるそうです。これについても私は賛成です。文化の階層構造の多様性において公家華族にも一定の価値があると思います。皇室と国民の間に一定の紐帯役を果たす。また皇室の藩屏として、皇室の伝統と文化の担い手としての役割。階級ではなく階層の多重性です。このことについては、30年前でしょうか?
当時の中国を訪問したときの、文化大革命によって破壊された多様な階層社会の後に残されたあまりの平板、均一な社会に文化の衰退をまざまざと見た体験があるからです。人間はパンを食うのみにあらず、そう実感しました。

皇室の私的財産は、戦前、九州の面積に比するほどの土地と財産を所有していました。それは何も皇族の奢侈の為ではなく、皇室から国民へのダイレクトな慈善事業、らい病など社会的弱者の救済、表舞台ではなく、国家を影から支えてきた市井市民への慰労と褒章、有為な人材の発掘、資金に困窮する今でいうNPO団体への援助など、政府では対処しきれない直接の国民への救済活動に多く使われました。

現皇室においても一定の私的財産所有があってもいいと思います。皇室でなければできない国民への救済があるからです。

最後に、今、脳裏から離れない一つの光景が目に浮かびます。
2006年の2月7日、当時の小泉総理大臣が国会において女系天皇の容認を含む皇室典範の改定案の趣旨説明をしようとした、まさにその場の総理に一枚のメモが国会職員?から渡されました。秋篠宮紀子妃殿下のご懐妊の一報です。そのメモを見た総理は、一瞬、鳩に豆鉄砲を喰らったような驚きの表情をしました。紀子妃殿下のご懐妊についてまったく知らなかったのでしょう。それと対照的だったのが、総理の椅子席の上段席で腕を組んでいた当時・内閣官房長官だった現安倍総理大臣の表情・仕草でした。
まるで事前に懐妊については知っていたかのように、メモを上から見下ろし、納得したように唇を噛み首を上下に振っていたのです。そうです、まさしく安倍さんは懐妊を事前に知っていた表情でした。そのとき、私は安倍さんが男系天皇論者であり、皇室、秋篠宮家、あるいは宮内庁ルートを通して密かに把握していたのだと思います。しかも小泉総理には伝えず。

小泉総理は米国のブッシュ大統領と親密な米国派でした。皇室典範の改定についても米国から何らかのプッシュがあったかもしれません。米共和党のなかには君主を否定する大統領制の共和派と立憲君主制を認める派とがあったからです。小泉総理は、ひょっとして米からの要請もあり、君主を否定する大統領制を目指していた可能性もあると思います。当時のマスコミ報道によれば、小泉総理は「女性天皇と女系天皇の区別がわかってないのでは?」という憶測記事が流れたりしましたが、一国の総理が女性と女系天皇の違いがわからない?などあり得ないことだと思います。総理お得意のお惚けだったと思います。

この2006年2月7日の突然の吉報はまさに奇跡でした。もう一歩で女系天皇が認められる間際だったのですから。まさに薄氷を踏むがごとくのタイミングでした。

爾来、私は安倍総理を信頼しています。
外交上で韓国やロシアなどに譲歩するなど、一部の保守系の人からは非難もされていますが、安倍総理はいかに日本国を守るか、男系天皇を死守するか、獅子奮闘していると思います。

今のマスメディア、ネット上においては、左派の一部が偽装保守・愛国を装い、右派の一部が実は偽装左翼・売国を装うなど、様々な捏造、フェイク情報が錯綜している状況です。

そのなかで、何が正しい情報なのか見極めるのがとても難しいものになっています。

でも、あの、2006年2月7日の安倍総理の表情は忘れません。

きっと、男系天皇の継承と明確化を皇室典範に明記すると信じています。

追伸: 秋篠宮殿下は皇位継承順位一位としてどうやら「皇嗣殿下」の呼称になるようです。
     海外からみればプリンスの立場ですからね。ホっと一安心。




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梅村京一朗短歌集  啓蟄の鳴り


★ その店は 道を挟んで 二つあり 往復が日々の あなたは逝きて


なくなった嘉右エ門(よしえもん)さんのお店は県道を挟んで二店舗ある。嘉右エ門さんは父の代からとても
お世話になった方だ。地元にも貢献し父の株の先生でもあった。その道を挟んだ二店舗を毎日、往復するのが
嘉右エ門さんの仕事の一つだった。歳をとって車に撥ねられないかなぁ・・・と心配していたが、一昨年、もう歳で亡くなられた。
もし店舗が一つだったら、もっと長生きしたかなぁ・・・いや、逆だったかもしれない?人生の往路を歩いたのだから。 

     
★ 嘉右エ門 あなたの名は 忘れない 悼む心に 恩情は滲んで


その一度聞いたら忘れない「嘉右エ門」という名前。お世話になり、工場用地の取りまとめにも尽力くださった。
だから嘉右エ門さんの名前は懐かしい。死ぬまで忘れないことがあなたへの恩返しだと思っている。
葬式の日はあまりにもよく晴れ渡っていた。


★ 旅支度 奈良の千年を 聴きに行く 南都祖宗の 声明は美しく


声明
今駒清則写真集『南無観』より引用


奈良の南都仏教は天平の昔の仏教の原型をいろんな読経、儀式、法要に残している。
そのなかでも私は「声明」が好きだ。
キリスト教でいう聖歌、イスラムでいうコーランにあたる。
声明は、お経に節がついた仏教音楽と言われるもので、実際に聴くと、朗々として響き渡り
魂を揺さぶられる感覚になる。
その声明の故郷、奈良は京都よりもさらに「いにしえ」を感じさせる。


★ 熱湯の やがて冷めゆき ぬるま湯に 飲めば時計の 針を見やりて

湯呑み


熱湯を沸かしたまま、暫くしてぬるま湯になることは日常茶飯事だ。
そんな日常なのに、なぜか時計の針を見ながらぬるま湯を飲むときがある。「たまには、ぬるま湯にも気を注げよ」
ということだろうか?


★ 傷物の 蜜柑と言われても 美味しくて 箱いっぱいに 旧正月が来る  

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たまたま、近所のよしみで箱いっぱいの蜜柑をくれた。ただし傷物のみかん。でも中身はおなじようにおいしい。
傷物の分安い、そして量もたくさん。
だから、旧正月を過ぎても余裕で残る。そう、最後は勝つんだ! 傷物でもね。

★ モチノキの 冬にも耐える 赤い実の 鳥たちの食めば 春がやって来る

モチノキ


モチノキ系の樹は秋から冬、ビワのような赤い実をいっぱい付ける。鳥たちが直ぐ食べそうなものだが食べない。
じっと、熟して美味しい年明けの晩冬、待ってましたとばかり一斉に食べる。モチノキの赤い実は鳥たちにとって
まさにお正月の餅なのだ。お腹がいっぱいになると、そこはもうすぐ春の到来だ。


★ パスワード 大文字小文字の 入り乱れ 数字四桁では 収まらない未来


最近はネット関連の様々なパスワード設定で覚えきれない。しかも有無も言わさずパス変更を
促されるときもある。仕方ないからA4一枚にびっしりグーグルからヤフー、楽天、アマゾン、ネット銀行と
書ききれないほどのIDやパスワードを書き込む、それを透明なA4ケースに入れマウスのパッド替わりに使っている。
もう、将来はAIに任せるしかないかも。4桁のパスのシンプルライフに戻ってみたいものだ。


★ 郵便受け 封書がたくさん 手間取れば 春の旋風の 背後で鳴りて


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春一番が吹くころ、たまたま郵便箱にたくさんの郵便物が入っていて、
それを取り出すのにマゴマゴしていたら、一陣の旋風が背後で巻いたのを感じた。
油断も隙も無い、春の旋風に決まった通り道などないのだ。
でも、その予期せぬ「つむじ」が好きだ。樹木を冬から揺り起こしてくれる「荒くれもの」だから。


★ 蜜柑の 剥いた袋の 固まれば 思わず針で 刺したくなる冬


寒い冬、お炬燵でみかんを食べるのはよくある茶の間の風景。
今はダイニングやリビングのソファーかな。
皮をむいて雑談に耽っていると、たまに蜜柑の存在を忘れることがある。
で、気が付くと、むき出しの蜜柑の小袋が乾いて固まっている。
そうすると、つい針で刺したくなる「おい、起きろ」と。でも、悪いのはこっちの方だ。忘れていたのだから。
家にこもりがちな冬、イタズラ心が湧いて仕方がないのだ。


★ 雨の日の 車の下の 乾いた土 そこだけ昨日の 温もりを残して 


車の下の土


雨の日はつい下の地面を見つめることが多い、「いつ止むかなぁ」と。
そんなとき、たまたま車に目をやると、そこだけ車の下が濡れていなかった。
そう、晴れ上がった昨日の土の残りだ。そして、その余韻であり温もりでもある。


★ 駅地下を 冷たき風が 吹き抜ける 乱れた少女の 髪を残して


地下街


駅地下の冬は寒い、寒気が凝縮され、一方向にどっと吹き抜ける。
そんな日、風が女子高生たちをイタズラしてあっと言う間に吹き過ぎた。
後には乱れた少女の髪だけが、その一陣の風の痕跡だった。
でも、その乱れた髪は非日常な光景で、思わずその美しさに見惚れた。



★ 目覚めれば 布団のベッドから 落ちていて アラームもいらない 霜月の朝


目覚まし時計


私がベッドから落ちた訳ではない(落ちたことはある。そのときは足の親指の爪がもげた)。掛け布団が落ちたのだ。
ホテルのようにベッドメイキングしていないから、落ちれば寒く大概目が覚める。だいたい明け方が多い。
だから目覚まし時計がわりと言うわけだけど、
単純にいい歳した男の「やせ我慢」発言です。


★ 五色豆 友から送られ 口に食む 遠く平安の 節会の味のして

五色豆


平安時代の建築を3Dで再現したとき、ちょうど「年中行事絵巻」に五色の幕舎が描かれていた。
五色とは仏教において如来の精神や智慧を5つの色で表すもので、青・黄・赤・白・黒が
その五色と言われます。古代中国の陰陽五行説に由来するとも。
でも、もっと太古のころ、地球上の人類は五色に分かれていたという・・・説もあります。
黄人  アジア人
白人  ヨーロッパ全般
黒(紫)人  アフリカ、インド、アボリジニ(オーストラリア)など。
でも、赤人は正確にはわからない。失われたムー大陸の子孫?
青人は地底人? そういえば赤鬼、青鬼も、かつては存在したけど退治されてしまった?
ひょっとしてスサノオにつながる?
日本の古神道には世界から五色人が集まり、そのシンボルが五色の幟旗だったとも?
ちょっと、というか、かなりオカルト的だけど夢があっていいじゃないですか。


★ 予期しない 心の安らぎを 得た朝は 静かに一杯の コーヒーを飲む 


腹の虫が収まらない、その反対が予期しない朝の安らぎ、
昨日には理由は求めない。ただ、朝を五感で感じられることに幸せを感じる。
そんな思いの朝もたまにある・・・。


★ 先に逝けば 少しの涙で いいからと 誰も知らない あなたへの伝言

大切な人にはあなただけがわかるシグナルを送ろう・・・


★ マジックペン キャップを閉め忘れ 擦れた文字 書くうちに濃くなる 小さな失敗 


マジックペン


マジックペンのキャップの閉め忘れはよくあることだ。
私の机の引き出しには、そんな使いかけの描けないマジックが幾つもある。
筆入れはやがて書けないペンたちで占拠されてしまうのだ。
 

★ 雨の日の 車の下は 猫の宿 日がな寝入りて 止んだら消えて


車の下の猫


猫は気まぐれ、ただ雨の日はおとなしい、車の下でじっとしている。
でも、急に秘密のアジト?へ消えて行ってしまった。
雨が先に止むのか、猫が先に視界から消えるのか?
ふと「自然界の間合い」を感じた。






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結局、人類はサイコパスに振り回された歴史だったのか・・・?

つい先日も北朝鮮の弾道ミサイルが日本海に向け放たれるなど、日本の安全保障に直結する北朝鮮情勢は緊迫したままです。
そんななか、ここ二か月あまり?国会は森友学園の国有地格安売却問題をめぐる議論で与野党紛糾し空転しています。
今月24日に公表され、報道各紙にも掲載された安倍昭恵氏と籠池夫人のメールから、
なぜか「辻元清美議員が作業員を下請け業者に送り込んだ」等の辻元議員に関わる部分だけ削除して報道された事に対して
ネットを中心に「民進党が各メディアに辻元問題を拡散しないよう強く要請し各メディアも黙殺、民進党に忖度したのでは?」
との疑念が叫ばれ、「偏向報道そのもの」ではないかと大きな非難を浴びています。
安倍総理も参院予算委員会で「辻元清美氏問題」に言及するなど辻元氏が俄かにクローズアップされています。

籠池泰典氏の証人喚問で、
籠池氏は安倍晋三首相から昭恵夫人を通じて100万円の寄付を受けたと語り、マスコミは総理をはじめ昭恵夫人、与党や日本維新の会の議員に対する情報であればそのまま疑惑として報道し、一方、野党、民進党の議員の名が出たときはメディアが忖度して名を伏せる。そのダブルスタンダードに対して、ネット、とくに某掲示板で「偏向報道」として大きな怒りを買った訳です。

その巨大掲示板を通じて思ったことですけど、
当初はどうちらかというと民進党寄り、左寄りの人たちから「国有地格安売却問題に関わる」人物として籠池理事長、安倍総理を頂点に昭恵夫人や官僚、与党議員達に対し批判の狼煙が上り、組織的動員としか考えられない膨大なスレの発生と連続書き込みが行わました。
一方、辻元清美氏に関わる三つの疑惑が発生すると、今度は与党・保守、右寄りの人たちから批判と解明を求める、
これまた膨大なスレと書き込みが連続し、今までニュース速報ランキング一位だった「sengoku38尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件」を大きく上回る、いわゆる「まつり」状態となりました。

自分なりに思うのですが、
今回、二言目には「忖度」という言葉が出てきました。しかも、忖度=口利き、のように忖度自体が悪い意味であるかのように一人歩きしました。忖度が口利きであれば、全国の地方議会、議員へ当たり前のように行われている請願も忖度?口利き?
そもそも地方の自治体が学校や企業を誘致するために便宜を図るのは普通にあり、住民サイドからの請願もいっぱいあります。
永田町の議員会館には全国から首長や商工関係者の代表が陳情参りに来ます。誘致すれば人も増え街も活性化するからです。それが忖度=口利き?なら、それはもう議会制民主主義が成り立たないのでは?

ちなみに忖度の使い方でもいろいろあって、ネットを中心にした「各メディアが民進党に忖度したのでは?」という意味合いは、「皮肉」としての忖度では?と思うのですがね。

上述しました、ネットの巨大掲示板で攻防した左寄り、右寄りの人たちのコメント内容を比較すると、一番目についたのは、左寄りの人たちのコメントでした。

組織的動員かどうかわかりませんが、その内容はあまりにもおぞましいものでした。
根拠も不明な徹底した人格攻撃、人格否定、罵詈雑言、糾弾、誹謗中傷、悪態、脅迫、侮蔑のオンパレードでした。これが同じ人間同士が言えること?私は絶望とも思える驚愕と虚脱感を覚えました。

なんかもう「テロ等準備罪(共謀罪)」を阻止するためには、なんでもアリなんですかね。

今回の一連の事とは関係ないことですが、ふと、サイコパスという存在が私のなかで浮上してきました。

サイコパスとは精神病質、あるいは反社会性人格障害などと呼ばれる極めて特殊な人格を持つ人々のことを指す言葉だそうです。
サイコパスはその8割が遺伝されると言われています。
そして、サイコパスの特徴を一言で表すなら、「良心や善意、愛情を持っていない」人たち。

そしてサイコパスは社会に紛れて魅力的で口達者な面もある、一見、普通の人と区別つかないのです。

しかし、接するうちに、
平然と嘘をつく。
思いやりのある普通の人を利用し操ろうとする。そして不要になったら捨てる。
自分の過ちをけっして認めない。あくまで自分が正しいと思う。
社会に寄生して他人の金銭や利益を奪う。

これらを平然と行う。何の反省もありません。

サイコパスの定義に当てはまる人の割合は、マーサ・スタウト博士の著書「良心を持たない人たち」によれば「25人に一人の恐怖」となっています。一クラス30人くらいの学校なら学級ごとに一人か、あるいは二人くらいの割合。驚くべきことに、欧米の社会ではなんと人口の4%にあたる人がサイコパスだと言われています。

これがアジアの国々になると下がり、とくに日本では欧米社会の10分の1ほどに下がるとも言われています。他にもサイコパス予備軍、感覚をもっと人たちも隠れています。

比較的サイコパスの少ないと言われる日本人ですが、一方、不安遺伝子(セロトニントランスポーター)のS型保有者は98.3%で世界トップです。いわゆる心配性で不安や恐怖を感じやすく何事も慎重、つまりネガティブ思考になりやすい。日本は自殺率も高いです。

このS型不安遺伝子、何もマイナスなことばかりではありません。
ネガティブ思考が逆に他者への思いやり、協調性、おもてなし、治安の良さ、誠実さとなって表れている面もあると思います。あの東日本大震災のときにも被災者が配給食を貰うために黙々と整然と列に並ぶ様は、諸外国に驚きの目をもって報道されました。
日本の歴史において、他国に比べ戦争や虐殺、独裁者が少ないのは単一民族という面もあったと思いますが、やはりS型不安遺伝子が穏やかな民族性を醸造してきたと思います。

翻って、これは日本も含めすべての国、人類に言えることだと思いますが、

「結局、人類はサイコパスに振り回された歴史だったのか・・・?」という思いです。

一見、我々人類の繰り返してきた戦争と破壊、虐殺、独裁と全体主義、これらのものは、宗教の違い、民族の違い、思想・イデオロギーの違い、富の争奪、もっと細かく言うならば、宗教間の聖典の違い、資本主義と共産主義の争い、文化の摩擦、慣習の摩擦、豊かな土地の領有の争い、水の争奪戦、民族・氏族・血縁の争い、等々に起因するものと、我々はそう思ってきました。

でも、まてよ?その一方で、確かに人類は混迷と戦争を繰り返してきたが、一方で平和への希求、政治・司法による社会の安定、生活を支える経済の発展、宗教による心の癒し、科学の発展、文化の発展、善良な市民による相互扶助と慈善、国家間の融和、病気との闘いと克服、なども同時進行で現代の文明を成してきた側面もあります。

しかし、それにも関わらず、やはり人類の混迷と戦争は繰り返えされて来ました。

なぜ? なぜ? なぜ?

そう自問したとき、ふと思いました。その因子の一つがサイコパス的人間たちの存在そのものではなかったのだろうか?かれらは文明の共有者としてはなり得なかったと。

サイコパスは社会において常に一定の数が存在する。そして彼らの中の有能なサイコパスが社会に紛れ、ある者は政治家に、独裁者に、宗教指導者に、思想家、実業家に、軍人、社会の扇動者、テロリストとして表に立ったとき、社会の歯車は混迷と破壊を繰り返してしまう。なぜなら、彼らには「良心や善意、愛情」がないからです。

サイコパスそのものが人類の発展を損なう存在と仮定するならば、普通の人たちはどうすればいいのだろう? どうしたら共存できるのだろう?現実は限りなく厳しい。彼らとは心の住む世界が違うのだから。

仮に物質文明は発展したとしても、もし、サイコパス的人間が「核のボタン」を持った時、人類は滅亡してしまうかもしれない。

彼らサイコパスたちを救う唯一の方法は、その遺伝子そのものを無力化すること。

そんな妙薬は生まれるだろうか?
ただ、そう祈るばかりです。





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2016年12月7日更新

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